As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

プリンの素

私の友人が「唐突に食べたくなるプリン」のことを日記に書いていたのを読んだら、なんだか私も急にプリンが食べたくなってきました。

そう、正統派のプリンじゃなくてジャンクな方のプリンね。


思い返してみれば、子供のころ「スーパーで売ってた」プリンは、みんなプッチンプリン系」のプリンだったような気がします。妙にぷるるんとしてゼリーっぽい食感で、どろっとしたカラメルがかかっているプリンです。森永のプリンは3個つながっていますが、グリコのプッチンプリンを容器をお皿に伏せて「プッチン」をきれいに折ることができるとお皿にぷるんと立つのが快感でしたっけ。
そうそう、最近期間限定で巨大な「ハッピープッチンプリン」というのが売っているらしいです。

それから、私が子供のころから好きで、今でもたまにこっそり作っているのが「ハウスのプリン」
お母さんがおやつに作ってくれるプリンといえばこれが定番でした。ポットのお湯でも作れるし、牛乳を入れて作るプリンもあります。型に流して2時間くらい冷蔵庫に入れて固めて、上からじゃりじゃりのカラメルをかけて食べるアレです。
そうなんです。私はプリンというのは冷蔵庫で冷やし固めて作るものだと思っていました。
小学生の時に「カスタードプリンの作り方」のレシピを何気なく見たら、「オーブンに入れて蒸し焼きにする」と書いてあるではないですか?!「なんで、冷蔵庫に入れるのと正反対のことをするのだ?!」としばらく(・。・)(←「目が点」を変換したらこんなのがでてきた)になった記憶があります。

それからですよね~スーパーやコンビニでも「焼きプリン」や「カスタードプリン」が気軽に入手できるようになったのは。「プッチンプリン」や「ハウスのプリン」とは明らかに違う食感は衝撃で、「こんなにプリンってなめらかなのね」と感動しました。
そもそもプリンとは、牛乳やタマゴのたんぱく質が熱で変性して凝固する性質を利用して作ったお菓子なので、「冷蔵庫で冷やす」という作り方は全然原理にかなっていないのですよね。
その後プリンは、「パステル」に代表されるような「とろとろ、なめらか系」が出現したり、「黒ごまプリン」「牛乳プリン」など別の味のものが出現したり裾野の広いお菓子となりましたが、今でもハウスプリンのあの味が懐かしくなることがあります。

でも、あのハウスのプリンは「家庭にプリンを広める」ことに大きく貢献し、今のプリンの数々を生み出した原動力になっているといっても過言ではないかもしれませんね。
ちなみにハウスのプリンには「卵原料は使用していません」と書かれてありますので(ではあのプリンの風味は思いっきり香料なのか?!)卵アレルギーがあっても食べられるということになるのでしょうね。

それから、ハウスのプリンミクスで検索すると

「バケツでプリンを作る」という記事がいくつか引っかかってきます。


あのプリンを独り占めして一箱全て食べたいという気持ちが嵩じて「バケツ」プリンを作ることを試みている人の記事がいくつかありました。
そのような巨大プリンをつくることに挑んだ人々は「業務用のプリンミクス」を入手しているようです。
1袋で90個のプリンが作れてしまう業務用サイズが売っているんですね。
てことは、レストランやカフェで売っているプリンもカスタードではなくってハウスのプリンだったりする可能性もあるのでしょうね。