As You Like It     ~気が向くままに~

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アンパンマンミュージアム

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やっと晴れた、やっと晴れたよ・・・何日ぶりか?!


というわけで、夫が休みなので今横浜でもホットなスポットに行ってきました。
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」です。
先週金曜日に鳴り物入り?!でオープンしましたが、1週間経ったばかりということもあり、平日だというのに開館前から既に長蛇の列ができていました(うちもがんばって開館前に行きました)。
ミュージアム、といっても完全に子供向けに「アンパンマンの世界を体験する」といった感じのテーマパークっぽいところです。ちなみに入場料は「子供(1歳以上)1000円」「大人(中学生以上)1000円」となっていて「子供も大人も入場料は変わらないのか?!」と思いましたが、中に入ってみて「大人同士でここに来る人はめったにいないのではないか」と納得できました。修学旅行の中高生が大勢で来たり、デートスポットにはちょっとなりえなそう・・・オレ、アンパンマンどうしても好きなんだよ、というなら別ですが。

ねらいどおりに娘は建物を見た瞬間から「アンパンマンアンパンマン!」とすっかりトリコになってしまい、たっぷり入場料分は遊び尽くしたような気がします。

ところで、アンパンマンの生みの親はいわずとしれたやなせたかしさんですが、ミュージアム内にあった年譜によりますと、大正8年に高知県に生まれ、東京高等工芸学校図案科(現在の千葉大学工学部)を卒業されています。

その後、最初に就職した先が「田辺製薬の宣伝部」だったのです。

おお、製薬会社に!と元製薬会社社員としてはちょっとしたトリビアでした。
そのころの田辺製薬って何を作っていたんでしょうか?ナンパオはあったのでしょうか?
で、その後日中戦争のために徴兵されるのですが、戦後は高知新聞の記者や「三越」のグラフィックデザイナーを経て漫画家となるのです。

アンパンマンの原型は、「大人のための童話集」の中に描かれたもので、今私たちが知るようなアンパンマンとはおよそ違う雰囲気をしています。それから昭和48年に「フレーベル館」の絵本として「それいけ、あんぱんまん」が誕生するのです。その後昭和54年に「ばいきんまん」が初登場しますが、しばらくの間アンパンマンは絵本の中の存在でした。そのためもあってか、私たちくらいの年代では、それほどアンパンマンに夢中になったという記憶がないのです。
昭和63年、日本テレビが「それいけ!アンパンマン!」のアニメを放送開始します。ここから私たちがもっともメジャーに目にする「現在のアンパンマン」が登場します。幼児向け雑誌に登場し、アニメの絵を主体とした絵本も数多く出版され、キャラグッズは爆発的に普及するのです。アニメが放送されてから既に20年が経ちますが、アンパンマンは子供たちの永遠のヒーローなのです。

アンパンマンで遊び倒したあと、中華街に行ってランチにしました。
「本場四川マーボー豆腐」を「激辛」の表示があるのに関わらず頼んでしまったら、本当に「口から火を吹く」ような辛さでした(泣)でもやっぱり普段家で作っている「○美屋」のマーボー豆腐とは違うね。