はらぺこあおむし

娘が好きな絵本の１つが、かの有名なエリック・カールの「はらぺこあおむし」です。
英語教室でもエリック・カールの本が出てきますが、めざとく「ぺこあおむし」と言っています。

さて、スーパーに行くと豚肉のセールをやっていたので「今夜は冷しゃぶにしよう」と薄切り肉を買ってきました。野菜を切って肉を茹でて、ポン酢と梅ドレッシングを用意して、それから飾りにしようと思い、もう外は暗くなっていましたが庭に青じそとパセリを取りに行きました。
（今のところ庭では青じそとパセリとハーブ数種類の栽培に成功しています）

適当に摘んできて、ホーローの洗い桶の中に入れて水をたっぷり張り、一枚ずつ洗いながらざるにうつしていきます。パセリにはアブラムシがつきやすいと聞きますが、今のところは無傷。あれ、青じそはだいぶ穴があいています。その前の日は大丈夫だったのに。虫が食べに来たのかな？
そして、全ての葉を洗い終わったのですが・・・まだ洗い桶の中に緑色のものがいます・・・！

それは、チョウの幼虫でした！どこかの葉の上に乗っていたのでしょう。気づかずに洗い桶の中にいれてしまったなんて、かわいそうなことをしてしまいましたが－

「リアル・はらぺこあおむし」に他なりません！！

ごめんなさい。私はリアルな「あおむし」はダメです。

う、う、う、うわあ～！！

帰ってきた夫はあおむしを見て「これはモンシロチョウかな」とか言いながら、動かなくなってしまったあおむしを摘み上げて娘の目の前に差し出しました。

やだ！こわい！！

娘は声をあげて顔を隠して泣き出しました。
娘の虫嫌いは最近特に顕著になっています。絵本の虫はいいけど、いつぞやのアリさん進入事件以来、リアルな虫はみんな怖いようです。夫から見ると、両親ともに「生物学科」出身なのに虫嫌いなんて納得がいかないようですが、私は小さいころからも今でも虫はニガテです。

ちなみに、あおむしにかなり食べられてしまった青じそは、よーく洗ってそのまま刻んでサラダにしていただきました。農薬たっぷりかかった野菜よりはいいと思うのだけど、これもニガテな人にはダメですよね。