As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

カギ騒動

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昨晩泊まったペンションはオーナーの人柄も暖かく、夕食には牛肉の煮込み、朝食には自家製パンとオーナー夫人手作りの食事もとても美味しかったです。

お風呂は近くの温泉に入り、夕食後は花火、子供が寝た後に飲み直して1年ぶりの同窓会となりました(ただ一つのアクシデントを除いては)。

旅の2日目は、女神湖の近くの「蓼科ふれあい牧場」に行ってブタ、ウサギ、羊、牛などとたわむれ(といっても娘はウサギ以外は怖がっていたけど)、11時には解散して家族ごとの行動となりました。
私たちはもう一度女神湖に行ってボートに乗った後蓼科を後にして、一路勝沼に行きました。
「ぶどうの丘」にある温泉に入り(昨日の温泉は設備も古いしイマイチだったがぶどうの丘の温泉はぶどう畑が一望できる露天風呂がよかった)気温35℃の中ぶどう狩りをする気力はなかったのでぶどう園のぶどうを買って、中央道の渋滞は掲示板を見るだけで萎えたので行きと同じように河口湖→東富士五湖道路→御殿場ときて今東名の渋滞に巻き込まれてます。

さて、私が招いたアクシデントは、花火の後、子供たちが寝静まった後で起こりました。
子供を寝かしつけてから大人だけで集まって飲み直すことにしました。娘が寝てしまった後で私が部屋を片付けていると夫が来て「先に行ってるよ」と出ていきました。その時私は夫が部屋のカギを持っていると思いこんだのです。というのも、部屋の外で友人たちと話をしていた夫が私に声をかけに入ってきた時、カギを持っていたのです。

それからほどなく私も部屋を出ました。夫がカギを持っているのだからと安心して内側からロックがかかるようにして。

大人だけの飲み会が一段落して、ちょっと娘の様子を見に行きたいからカギをくれと私は夫にいいました。
夫はすぐポケットを探しましたがカギはありません。テーブル周りや部屋の中をあちこち探したけどカギはないのです。

「部屋のカギ閉めてきちゃったのか?」
「カギ持ってたから内側からロックかかるようにして出てきちゃったわよ」

夫は思い出して言いました。
「カギは部屋の中に置いた」と。

ーみんなの酔いが覚めたのは言うまでもありません。

フロントへオーナーを呼びに行きましたが返答はありません。どうやら別棟の自宅へ帰ってしまったようです。
フロントを見渡してもマスターキーのようなものは見当たりません。試しに他の部屋のカギを入れて回してみましたがもちろん開きません。
次第に焦りの色が濃くなり、夫は数人の友人と一緒に出て行きました。
数分後、夫はカギを手に戻ってきました。

なんと、屋根を伝って窓から入ったというのです!

部屋には窓が2つありましたが、暑いので両方とも網戸にして開けてありました。だいぶ外が冷えてきたので(さすが高原だ)1つの窓を閉めて出たのです。幸いにももう1つの窓は開いていたので入ることができましたが、もし両方とも閉めて出てしまったらどうなったであろうと怖くなります(逆に、窓を開けて寝ていたら空き巣に入られる危険も…?!)。

しかし、このカギ騒動がキッカケとなり飲み会は収束方向へと向かってしまいました。
お騒がせしてごめんなさい。

学生時代の友達って、普段はなかなか会えないけど、たまにこうして会えると嬉しいですね。
メンバーほぼ全員が「生物を専攻していた」というグループもなかなかないものです。それぞれの連れ合いもみんな理系人間というのもすごい。似たもの同士の旅です。子供たちはこれからどんな進路に進むのか?!(私なんて話をしながら「そうだ、私も生物学科出身だった。心理学科じゃなかったよ」と思い出す始末でしたが…)
この旅行、夏の恒例行事としてまた来年も行けるのを楽しみにしています。

娘は足柄SAで夕食を食べた後早々に寝てしまいました。車はまだまだ渋滞の中。横浜に着くのはいつかなあ~