漏水

今日は夫が休みの木曜日。
いつもより遅く起きてゴミを出すためにドアを開けたら、

クモの巣が顔じゅうにまとわりついてきました！

一夜にしてドアの近くに張られた巨大なクモの巣。巣の主は「タランチュラ」と言ったほうがよさそうな風格の持ち主です（って大げさかな）。

うわーっ！うわーっ！うわーっ！

ヒーヒーいいながら巣を振り払って、やっと大きなクモは私の身体を去っていきました・・・
明日の朝ドアを開けるのが恐怖です。

それから、夫が水道のメーターを見に行きました。

「やっぱり、どこからか水が漏れてるな」

昨日、私が夕食の支度で台所に立っていたときから異変はありました。
水を止めているのに、床下の方で水が流れる音がしているのです。最初は水を止めてもしばらくは排水溝へ流れる水があるのかしら？と思っていたのですが、翌日になっても水音は止まらず、むしろはっきりと大きくなっているのです。

今日の外出（横浜市内の水族館へ行く予定だった）はキャンセルして、さっそく水道局へ電話しました。
午後になって、水道局の人がやってきてチェック。漏水は間違いないようです。
台所の床下収納庫の下を覗くと、水が溜まっています。
これは配管から漏れてきた水が地面の土に吸収されずに上がってきてしまったものだそうです。
あんまり水が溜まってくると、カビの原因となります。

水の漏れる量は８秒間に１リットル。今回の水道料金は、既に前回の倍額になってしまっています！

「業者さんに頼んで工事してもらってください」というので、次は業者へ連絡を取ります。
この家を義父が建てた当時に水周りの工事に入った業者さんの連絡先が残っていました。
何しろ家を建てたのは３０年近くも前ですから、当時の記録も当時の関係者も何も残っていませんでしたが、夕方来てくれることになりました。

漏水していると思われる部分（家のすぐそばのコンクリ）をドリルで掘ると、水がいっぱい湧き出てきました。漏水の原因は「家の中の配管と家の外の配管部分をつなぐパッキンが老化して緩んでしまい、継ぎ目から漏れた」ということでした。このパッキンは、家を建ててから一度も交換していません。
それでもよくあるトラブルのようで、１時間ほどで修理の工事を終えることが出来ました。

そんなわけで、今日は水周りのトラブルに１日付き合ったのですが、
築３０年も経つ家ですから、ガスだの水道だの、トラブルがいろいろあっても不思議じゃありません。
賃貸マンションだったら「大家さ～ん」の一言で済みますが、そうはいかないんですよね。

ところで、さっきから明らかに「家の中のどこからか」虫の声がするんです。
リー、リー、リー♪リー、リー、リー♪秋の虫です。
テレビ台かラックの後ろにいるかと思うんですけど・・・どこにいるんだ？！