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ナチュラルクリーニングのコツ

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ナチュラルクリーニング」とは、合成洗剤や化学薬品を使わずに石けんや重曹クエン酸などの自然の素材を使って掃除や洗濯をすることです。
肌に優しい、環境負荷が少ないということで最近注目されていますが、ナチュラルクリーニングの素材を使いこなすにはちょっとしたコツがあります。
今日はそんな講座が「ベジ料理教室」で開かれるので行ってきました。ナチュラルクリーニングの講師の聞き、終わるとベジ料理のランチが出てくるというコラボレーション講座です。

私も掃除用の洗剤と言えば、黄色のお風呂用洗剤、青いトイレ用洗剤、緑の住宅用洗剤といろいろ持っていました(それにしてもなぜあの色なのでしょうか?)。また洗濯も粉末の合成洗剤、液体洗剤、家でクリーニング洗いができるおしゃれ着洗剤、柔軟剤などなどいろんな種類を持っていました。さらに娘が赤ちゃんのころは赤ちゃん用衣類洗剤やほ乳瓶用洗剤も使っていました。
でもカラフルに何種類もある洗剤もどれもこれも成分はほとんど変わらないのです。赤ちゃん用と銘打っているものは成分濃度が若干薄いだけなのです。

その後生協のカタログを見ているうちに、重曹を水で溶かして拭くだけで汚れがよく落ちるとか、洗濯用合成洗剤で「蛍光増白剤」が含まれていると危険だと書いてあり、重曹や石けんを買って使うようになりました。
今はキッチン周りやお風呂は重曹で掃除したり、石けんで食器を洗ったりしています。実際、アトピーがある方は石けんで洗濯するようになってから皮膚トラブルが減ったと言います。私も石けんや重曹を使うようになってから手荒れが少なくなったように感じます(思えば研究室にいたころはずいぶんガサガサした手をしていました)。でも石けんでは油汚れが落ちにくく、ベタベタすることがあったり、洗濯機にカビがついたり、室内で干すと洗濯物に匂いがついたりするので、そんな時は合成洗剤を使ってきました。

今日の講座は「汚れの性質(酸性かアルカリ性か)に合わせて適切な量を使うことで汚れ落ちが良くなる」というのがポイントでした。
水垢を重曹で落とそうとしても落ちません。石けんも使いすぎは環境負荷がありますが、薄くしすぎても汚れを包み込んでくれないので汚れが残ってしまいます。
また重曹だけでなく、アルコールやクエン酸、酸素系漂白剤も環境負荷が少ないアイテムです。カビキラーやハイターなどの塩素系漂白剤は小さい子供が触れると危険だし、カラダにも良くないので、毎日の掃除には使いたくないものですが、酸素系漂白剤は別名過炭酸ナトリウムと言われ洗濯以外にもたくさんの用途があります。毎日の洗濯にも積極的に使いたいものです。
最後に酸素系漂白剤を使った洗濯機の掃除方法や染みぬきのコツなどスペシャルケア方法の話があり、講座は終了してベジランチになりました。

今はまだいただきものの合成洗剤がたくさんある我が家ですが、今後新たな洗剤の購入は控えて、重曹や石けんをもう少し上手に使いこなしてナチュラルクリーニングを楽しみたいと思います。

お土産に重曹クエン酸、酸素系漂白剤にアルコールスプレーをもらいました。
そういえば、研究室では実験台をアルコールスプレーで拭いていましたね。あの時より薄い濃度にすれば子供が触るものにも安心して使えます。

そして、重曹の成分炭酸水素ナトリウムや炭酸塩、エタノールといったおなじみの物質の化学式が書けなくなってしまったのがダメージ大きかったです…中学校の理科や高校の化学であんなに覚えさせられたのに。使ってないとあっという間に忘れちゃうものですね。

昨日のランチのメニューはこちら
・「簡単アレンジパン」よりドッグパン(おかずをはさんでサンドイッチにして食べてね)
・ノンオイルポテトサラダ
・サラダ風きんぴら
・車麩と干ししいたけのソテー
・さつまいものごま味噌和え
・レモンとキャロットクリームのパスタ
・豆腐とプルーンのクリーム