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リレー・フォー・ライフ 2007 東京

昨日の暑さが一転して肌寒い小雨の中、「リレー・フォー・ライフ 2007 東京」に行ってきました。


午前中娘の幼稚園体験会があり、その足で会場のお台場・船の科学館へと向かいました。
午前中ブースを準備している時やオープニングセレモニー、がん体験者だけで歩く「サバイバーズ・ラップ」の時はかなり雨が強かったそうです。

VOLのブースは相変わらず賑わっていました。今回は乳がんだけのイベントではないので、他の部位のがんの方や製薬会社はじめとする協賛企業の方(私が勤めていた会社はこういう時に出てくることはないですが…)、また船の科学館に来たついでに立ち寄られた方などさまざまな方がいらっしゃいました。今回ブースには乳がん検診モデル」を置いていましたが、小さいしこりを見つけるのは意外に難しいものです。みんなに取って乳がんが決して他人ごとではなく、関心を持っていただくキッカケになっていただければ幸いです。

今回は誰でも参加できるイベントだったので娘を連れて行きましたが、そうなるとやはりなかなかブースに専念することができず、スタッフというより参加者として楽しんでしまいました。まずは肝心のウォークランを一周し、VOLも参加した「サバイバーシップ・サミット」をちょこっとだけ見て、資生堂のブースでハンドマッサージをしてもらって化粧品のサンプルをたくさんもらい、娘は「ケアリング・クラウン」のスタッフにバルーンアートの動物をもらったり手にペインティングしてもらったりしました。そして、一緒に来ていたVOLスタッフのお嬢さんにたくさんたくさん遊んでもらいました。Mちゃん、本当にありがとう。

夕方になると夫がやってきて、日が落ちた頃にブースを店じまいして、6時半からは「ルミナリエ」です。
がんで亡くなった方を偲び、がんと闘っている人々を支援し、すべてのがんが克服されることを祈って灯りを灯します。「HOPE」の形に並べられたルミナリエのキャンドルが点灯すると一斉に拍手が起こりました。キャンドルの灯りの中、旅立たれた方の姿が走馬灯のように駆け巡り、何とも言えない思いがたくさんこみ上げてきました。昼間とは一転したしんみりとした雰囲気の中、ウォークも静かにみんなの思いを乗せて歩きます。

そして「24時間誰かがリレーコースを歩く」ウォークも、VOL-Netは夜間は全員撤収です。明日の午前にまた参加できるスタッフがブースに立ってくれます。夜通しのウォークに挑むグループももちろんあります。フィールドにはテントがいくつか張られ、ホールでも仮眠を取れます。船の科学館のお店はすべて閉まりましたが、いくつか飲食店の屋台が設営されました。第一三共チーム」もがんばっているようです。なにしろ「24時間戦えますか?リゲイン」の試供品を配っていましたから、24時間ウォークにも力が入ります!私は思わず「このリレーウォークも休日出勤になるのかなあ?」と思いましたが、企業がこのような啓発イベントに参加するというのはエンドユーザーである患者との距離を縮め、よりよい医療を目指す意識へ働きかけるのにとてもよい機会ではないかと思います。

そんなわけで、お昼寝を一度もしなかった娘も限界のようなので私たちは会場を出て、アクアシティお台場のシズラーで夕食を食べてから帰りました。娘はシズラーでまた復活したものの、車にのったらすぐに爆睡、私たちもなんだかへとへとです。

でも、ちょっと寒くて雨が降っていたけど、イベントに参加して充実感がすごくありました。東京での開催は第一回目だったので、今後もいろいろ改善点はあるかもしれませんが、ぜひ次回につなげてもらいたいものです。