As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

和菓子の会最終回

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昨年秋から始まったベターホームの「手作り和菓子の会」も最終回となりました。


10月は「秋のみのり」をテーマに「くり茶巾」「黄金いも」を作りました。
栗とさつまいも、まさに今が旬の秋のスイーツです。

くり茶巾といえば小布施岩崎の「おくりさん」が有名です。
栗ご飯や栗の渋川煮、甘露煮など栗の形をそのまま活かした料理は「栗の皮を剥く」のがまず重労働です。でもくり茶巾は、茹でた栗の身をつぶしてしろあんやシロップと混ぜて形を作る、というカンタンにできそうなレシピでした。
形を作るには、布巾に包んで絞るのですが、先生は上手に絞って栗の形にしていきます。でも私が作ると「タマネギ」や「肉まん」みたいになってしまいました…

一方、黄金いもは、人形町にある壽堂が有名です。さつまいもとしろあんで作ったあんを小麦粉と卵の薄い生地でくるんでオーブンで焼いたお菓子です。さつまいもの形にして、シナモンをまぶして竹串で表面にプツプツ穴をあけて、と焼きあがった時は小さな芋みたいになりました。焼きたても皮が香ばしくて美味しいですが、2日ほど置くとしっとり馴染んでまた別の美味しさになります。ああ、こんなにおいしいなら昨年産業カウンセラー養成講座で散々人形町に通っていたのだから、その時買えばよかったよ。

1年間和菓子の世界を覗いてみて、季節を感じるお菓子がいっぱいで、手作りできるものが多いことに驚きました。でも、繊細な和菓子をゆっくり作ることができるのは娘がもう少し大きくなってからになりそうです。

さて、私のベターホーム漂流はまだ続きます!来月からは新しい講座が始まります。それはまたのお楽しみに。