As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

野菜が大好き、収穫祭

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ああ、赤福が、赤福がぁ・・・!

赤福よ、お前もか!って感じですね。
これまで私たちが食べた赤福のうちどれほどが再凍結、解凍品だったのでしょう?
夏に食べた赤福氷が目に焼き付いちゃって。
しかも赤福むいちゃって別の和菓子屋さんになんて・・・家庭ではリフォーム料理もアリですが、食品工場でこういうリサイクルってどうかと思いますよね。

気を取り直しましょう。

「食育」という言葉がちまたでよく聞かれるようになって久しいですが、子供に食べ物の教育をするのかと漠然と想像するだけで何をどうしたらよいのか分からない人も多いと思います。

最近ではファミレスやファーストフードでも、子供向けメニューに「食育」をうたっているものがあります。そういうのも子供は喜ぶとは思うけど、もっと食べ物には素朴で美味しいものがあるー
そんなキッズ向けの食育イベントに参加してきました。

場所は、このブログにもたびたび登場する「ベジ料理教室」

この教室のスタッフの1人、Kさんは管理栄養士でもありますが、定期的に子供向けに野菜とたくさん触れ合う教室を主宰しています。

最近の子供、特に都会っ子はスーパーで売ってるものや調理済みの野菜しか知りません。そんな子供たちが野菜とじかに触れて、野菜がもっともっと好きになるようにというクラスです。

今日は「秋の収穫祭」をテーマに庭に出てたくさんのお芋と触れ合いました。
雨が降らずに天気が持ってくれて本当によかったです。

まずは「このお芋な~んだ?」
ジャガイモ、サツマイモ、さといも、長いも、いろいろ切ってみます。切ったら中も紫色の紅芋や、オレンジに近い色の金時芋、いろんな色があります。長いもは大根に見えてしまうー
それから、土の中に埋まったジャガイモを掘り起こしたり、落ち葉の中から焼き芋を拾ったり。
ホイルで包んで焼いただけの芋の美味しいこと、新米をつぶして丸めて焼いてゴマ味噌をつけた五平餅、昆布で出汁を取ったキノコたっぷりの味噌汁、素朴な素材だけのランチにみんなかぶりついています。

ひとしきりランチが済むと、今日のメインイベントとも言える「ポップコーン」


ポップコーンといえば「ディズニーランド」なんですが、ポップコーンのタネになるトウモロコシって大人でもあんまり見ることはありません。今の時期だからこそ手に入る「国産のポップコーン用トウモロコシ」のツブをみんな一生懸命もいでいきます。油と塩少々が入ったキャセロールにポップコーンのツブを入れて火をつけて、みんなガンバレガンバレって声をかけているうちに、どんどんはじけてポップコーンが出来上がりました。
アツアツのポップコーンに子供たちの笑顔もはじけます。
ちなみに、フツウに食べるトウモロコシは「スイートコーン」といいますが、「ポップコーン」と交配すると次世代がポップコーンになってしまいます。遺伝的な形質はポップコーンの方が優勢なのです。家庭菜園でフツウのトウモロコシを作っていると、隣の畑でポップコーンを作っていて、いつの間にか交じってしまいポップコーンになってしまった、ということがあります。

最後に秋の果物、みかんを食べて栗を拾ってベジキッズクラスは終了。
私には初めての「子供が主役のクラス」でしたが、娘は遊びの感覚で楽しんでいたと思います(もっとも途中からは、いつも料理教室の時に遊ぶオモチャで遊びたがっていましたが…)

普段台所に立っても、急いで食事にしなくちゃと焦りますから、なかなかゆっくり子供と台所で過ごすことはありません。それに包丁やガス台のある台所は危険も多いので余裕がないのです。今日みたいな経験が、娘にとってもっと野菜を身近に感じてもらえればと思います。
そういえば、ネバネバした食べ物が苦手な私は、長いもを自ら調理することはほとんどありません。今日も娘は長いもを大根と間違えていましたが、実際に目にしないもののことはなかなか分からないようです。