As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

スリーインワン

イメージ 1

スリーインワンって聞いたことありますか?


なんでも、筋反射を用いて感情ストレスを解放する方法、なんだそうです。
アメリカ・スリーインワン・コンセプツ社社長のゴードン・ストークス氏と、副社長であるダニエル・ホワイトサイド氏により始められたもので、身体・こころ・魂の不一致を解消し、自分自身の中で統合してゆく、という考え)
この方法でグループセッションを行っている方が「ベジ料理教室」で定期的にベジランチとのコラボレーションをしています。

パルシステムのカルチャースクールでも「オーラソーマをベースにしたカラーセラピー講座」が行われています。これらの資格は民間資格だし、学問として確立しているのかはまだ不明ですが、さすが現代はストレス社会、心療内科メンタルクリニックなどので行われる本格的な「カウンセリング、心理療法」までには至らないけれど、もう少し敷居が低くてストレスからの解放が得られる場所を求める人は多いようです。
そこで、初めてスリーインワンのグループセッションを体験してみることに。

参加者はこれまで継続的にセッションに参加してきた人から初心者までさまざまです。講師のLさんはひととおりみんなから自己紹介や今日のテーマ(悩みごと)を聞いた後に、1人ずつ立たせて「筋反射」を見始めました。
何やらブツブツと言いながらダラリと下げた両腕の動きを見ています。クライエントは特に何もしません。筋肉がきちんと反射してくれるので、意図的に動かしてはいけないそうです。
そして終わるとテキストを開いて「ここを読んでください」と言います。それが筋反射から得られたメッセージなのだそうです。

グループセッションですから悩みごとも得られたメッセージも皆でシェアリングします。他の人へのメッセージも自分に向けられているものと感じ取れる部分も多いです。クライエントはそれらのメッセージを自分自身をより深く理解するためのツールとして使います。解決策はそこから見つかるのです。

私へのメッセージですが、以下の通りでした。

「本性の言葉」
私は本性として、自己防衛的。この本性は父から受け継いだもの。
バロメーター」
守られた内なる存在内に秘めた存在が守られていると、準備が出来ていて、穏やかな感じがする。
内なる存在が外にさらされる危険に脅かされると、悲痛に感じ、この侵犯を全く受け入れがたいと感じる。
「否定していると」
この状況で自分が自発的でいる自信がない。自分を守らなくては、と思う。
「健全であるために」
自発性を信頼して、ただ楽しく過ごすことを選ぶ。

つまりですね。私は自分から打ち破るタイプではなく、今あるものを脅かされるのを恐怖に感じて守ろうとしてしまう、その結果にまたストレスを感じてしまうこともあるのです。でもやっぱり打ち破るよりは、守る方が安心。
だったら「与えられた環境の中でいかに楽しく過ごすのか」を考えるのがストレスから解放される近道です。「冷蔵庫の中身だけでどうやって美味しい夕食を作ろうかな」と考えるのと同じ要領で。

父由来の性質を受け継いでいる、というのはこれまでに意識したことがなく、自分に取ってはすごく新鮮な発見でした。
でも、どうして筋反射を見ただけでこれらのメッセージが出てくるのでしょうね。「よく当たる占い」ではないですよと講師はおっしゃるのですがフシギです。
まあ、通常のカウンセリングや交流分析コーチングでも言えることですが、対人関係の悩みというのは「過去と他人は変えられない」が基本ですから「自分に変えられるところがあれば自分から変わることで対人関係をより良いものにする」ことで解決につながると思います。
そしてセッションを体験しては見たものの、私の中では原理的にはっきりと落ちるところがなく「フシギ体験」で終わってしまった部分が多かったです。なぜ筋反射を用いるのか、得られる言葉もいかようにも解釈ができるのではないか?と思ってしまったり。リピにはならなさそう・・・これはそれぞれの価値観だと思いますが。

セッションの後は特製ベジランチで、身体と心両方に元気がもたさられました。


今日のメニューはこちら
・野菜ナムルのっけご飯(自家製太白ごま油使用のラー油で味付け)
・高野豆腐の南蛮漬け(まるで白身魚の食感)
・豆乳味噌スープ(娘にほとんど飲まれた)
・餃子の皮ピザ
・小豆のパテ(すっごいカンタン小豆の調理法)
・即席りんごクリーム(タルト台は餃子の皮。クリームは砂糖不使用。レシピはまだ未公開だそうです)