As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ズーラシア

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ここのところ日曜日はいつも晴天!しかも「珍しく」夫が連休。

というわけで「よこはま動物園 ズーラシア」に行ってきました。
実は私たち「横浜動物園友の会」の会員になっていて「年パス」を持っており「ズーラシア」と「金沢動物園」だったら来年3月まで何度でも行けるのです。でもこれまでズーラシアに行くのは、たいてい私が何かの用事で外出しているときに夫が娘を連れ出していたので、私自身がズーラシアに行くのは初めてでした。
私がよく新聞に出ている北海道ツアーの広告を見ながら「旭山動物園、行ってみたいね~」と言ってたら夫が、

横浜市民が、ズーラシアにも行かないうちから旭山動物園とか言っててどうするのさ」

というので、だったら行ってみようじゃないの、ということで、でも相変わらず「朝に弱い」一家ですから、午前中はのんびりお弁当作り、洗濯、布団干し。家を出たのはやっぱり昼になってからでした。

さてさて。初めてのズーラシア

感想を一言で言うと、やっぱり「でっかい」です。

これまで動物園=上野、の公式が頭の中で出来上がっていましたが、上野動物園って、展示されている動物の種類も展示の仕方も「クラシカルな動物園」という感じがします。決して広くない敷地の中で、より多くの入場者に動物を見てもらえるような工夫がされている。でも、ズーラシアは広大な敷地を利用して「動物目線」で動物が自然に生活をしながら展示できるような工夫がされています。また、動物が自然の姿に近く生活しているため、せっかく見に来ても「今日はどこへいったんだろう?」ってこともあります。

入場門を入ると、まずは亜熱帯の猛獣エリアに入るのですが、もともと動物があまり得意ではない娘はもうビビッちゃって泣いてます。オランウータンもトラもライオンも怖いようです。猛獣ゾーンを抜けてホッキョクグマを見ても大して反応がありません。
それじゃしょうがないなあ・・・とサクサクと順路を進み「わくわく広場」までやってくると娘は安心して遊び始めました。娘にとって動物園とは「アスレチック公園」でしかないようです。

娘が遊び始めたら夫が「せっかくだから奥まで見てこいよ」というので、あとはガイドマップを片手に歩き出しました。
実はまだこの動物園の「目玉」にお目にかかっていなかったのです。夫と娘は既に見ているので遊んで待っていると言ったいました。

その動物は「オカピ

キリンの仲間で稀少価値の高い動物なんですが、アジアで初めて飼育を始めたのがズーラシア。開園当時から鳴り物入りの動物だったのです。オカピ上野動物園にもいて、去年見た時には「キリンの隣にいる地味な存在」だったのですが、ここではオカピあってのズーラシア!というので広い敷地のもっとも奥まったゾーンへと行きます。

人だかりができたところへ行くと、オカピが悠然と木の葉を食べていました。毛皮はベルベットかスエードみたいです。

オカピだ。オカピだ。」
「か~わいいねえ~」
「毛並がキレイだねえ~」

そんな声が聞こえてくる中。
やっぱり、子供たちからは「旬」のコールが!

オッカッピー、オッパッピー♪


ま、オカピのことですから「そんなの関係ねえ」のではないでしょうか。

退園ゲートの近くにある広場ではズーラシアン・ブラス」金管バンド演奏をやっていました。指揮者はもちろんオカピです。
それから、ハーゲンダッツがあるのですが、ここにしかないメニューが「オカピサンデー」です。大部分を娘に食べられてしまいましたけどね。