手打ちうどんで「うどんすき」
私はベターホームの料理教室歴9年目に突入しますが、先月で和菓子の会が終わってしまったので、また新しい会に手を出しました。
さて、11月の開講日にもかかわらず本来の受講日に出席できなかったので「振替受講」をしました。渋谷の教室について案内された実習テーブルは、
しかもベターホーム歴は7年目といいます。
麺を打つ会、意外に男子受講生が多いです。うどん職人、そば職人、中華麺やパスタを打つのもなんとなく「男の料理」という気がします。
さて、実習は各自で粉と水からうどんを打ち、共同で「うどんすき」を作るためのだし汁や具の用意をしていきます。
麺を打つ会、意外に男子受講生が多いです。うどん職人、そば職人、中華麺やパスタを打つのもなんとなく「男の料理」という気がします。
さて、実習は各自で粉と水からうどんを打ち、共同で「うどんすき」を作るためのだし汁や具の用意をしていきます。
と思っていましたが、麺を作るにはパンとは違ったコツがあります。
「パンの生地の扱い方とは違う」
のが原則ルールなのです。水を加えても「練って」はいけません。水分を粉に手早く混ぜて充分ポロポロになるまで混ぜてから、初めてこねて丸めます。私の混ぜ方はかなり「パンの生地作り」に近くなってしまい、先生に注意を受けながらなんとか丸めて生地にしました。その間にも力強くうどん生地を作ってしまったおじさま達は、うどんすきに入れる具の準備をしていきます。エビは背わたを取り、がんもは下煮して、しいたけは飾り切り、さといもは下ゆでをして、白菜は巻きすで巻いて形を整える、息の合ったチームワークです。奥さまも顔負けではないでしょうか?
寝かせたうどん生地は打ち粉を振った台の上で綿棒で伸ばしていきます。力を込めて、無心になって伸ばします。麺を打つ会、はストレス解消になるからいいよ、と誰かに聞いていたのが当たっています。伸ばした生地に打ち粉をたっぷり振って折り畳んだら包丁で均等に切っていきます。初めてにしては上出来な手打ちうどんが出来上がりました。
おじさま達が「味の民芸」か「杵屋」の人に見えてきます(笑)
おじさま達が「味の民芸」か「杵屋」の人に見えてきます(笑)
たっぷりのお湯でうどんを茹で上げ、土鍋に入れただし汁で具を煮立ててうどんを合わせたら、美々卯にもひけを取らない美味しいうどんすきの完成です!
カラダが芯まで温まる一品でした。あちこちから「これ忘年会にいいね」という声が聞こえてきましたが、もうそんな季節ですね。
カラダが芯まで温まる一品でした。あちこちから「これ忘年会にいいね」という声が聞こえてきましたが、もうそんな季節ですね。
ちなみに、今日打ったうどんは1人あたり4人分だったので「うどんすき」に使ったのはそのうちの1/4、残りはお持ち帰りになりました。この1年も美味しいお持ち帰りがたくさんあるといいですね。