As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

資格の生かし方

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駅にある崎陽軒売店ではシウマイは売っていませんでしたが「シウマイ弁当」は売っていました。


さて、今年インフルエンザの流行が早いらしいです。

今日は私がワクチンを打ってきました。我が家は夫も毎年接種(教員という職業柄もあり、補助が出るそうだ)娘も先週一回目の接種が終わりました。
先生がおっしゃるには同じ区内でも既に流行している地域があるので注意が必要です。

注射が終わった後で、カウンセリング関係のミニバイトに行きました(バイトというより有償ボランティアですが)今月2回目の出勤は、学習会運営に関する事務作業です。で、学習会にも出席する予定です。

昨年産業カウンセリングの養成講座に通いましたが、継続学習として、今は月1の学習会に出席し、運営補助に携わっています。興味深い分野は深く学習してみたいと思いますが、ペースは急ぎ過ぎないようやっていきたいです。学習会にはそれぞれの分野で活躍されている先生方がいらっしゃるので、月に3時間、学生に戻ったような緊張感があります。

その一方で、足を突っ込んだものの辞めてしまったグループもあります。

そのグループとは、ひょんなきっかけで知り合ったのですが、メンバーの1人が個人事務所を構えていたので、そこにたびたび集まって「自主学習会」を続けていました。
資格取得後の道は自分で探すしかない、のがこの世界なので「継続学習の機会」があるのはいいことだなと思い、私も春から参加していました。

しかし、

自主学習会は「自己流学習会」にもつながってしまうのです。

講師がいるワケではありません。メンバーの誰一人「これまでカウンセリングに関わる業務に携わってきた」ワケでもありません。みんな養成講座がカウンセリングを学ぶ入り口だったのです。
それなのに、だんだん「自己流カウンセリングの実技勉強会」と化していきました。

「あなた、そんなの養成講座みたいでダメよ」なんてダメ出しが出てくるのです。「養成講座みたいなのがダメだったらどうするのがいいのさ」とこっちは思ってしまうワケです。
そのうちに「事務所でセミナーを開こう」という話が出てきました。セミナーの売り上げは一部を事務所に収め、後は自分の収入にしようと言うワケです。
たった一回「交流分析」のセミナーに出たので交流分析を教えようというノリです。
「だってもう、資格取ったし私たちはプロとして活動していいと思う」というのがセミナー企画者たちの言い分です。
が、セミナーをすると言ってもどうやって受講生を集めるのでしょう?彼女らは「あなたもセミナーやって近所のママさんたち集めてきてね」と言いますが、このあたりからはっきりした違和感を感じるようになりました。
私にもセミナー企画案を持ってこいと言い、真面目に考えてしまった私も私なのですが、それに対して明らかな上から目線でのダメ出しです。自己流の価値観でこんなことされてはたまったものではありません。
そしてセミナーが開かれましたが、企画者が友人知人をかき集めての開講となりました。企画者が5年以上も連絡を取っていなかった知人を誘って受講させていたのです。

なんで私は「子供を預けてまで」参加しているのだろう?
急にむなしくなりました。

そんな中で、仲間同士での実技演習?をしていた時。

ある方ががんで闘病していて、お見舞いに行くかどうかという話題が出ました。
抗がん剤で髪も抜けてしまい…」
「キャー、こわーい」
「別にその人が生き返っちゃえばお見舞いなんか行かなくてもいいの。でも死んだら後悔しそうじゃない?」
「私たちさあ、カウンセラーなんだよ。カウンセラーとして死ぬかもしれない人のところへ行くってどう?」

これが決定打でしたね。みんな私の病気のことは知りませんけど。
それっきり私はその勉強会には行くのを辞めました。すみやかに辞めますと連絡したのです。

事務所のHPをたま~に覗くと、セミナーは定期的に開催されているようです。
この先事務所のセミナーが次第に盛況になるかもしれないし、私に取っては「一つのチャンスを逃した」かも知れないけど、自己流で突っ走るよりは時間かけた方がいいかな、と思います。

カウンセリングには未だに国家資格などの公的な資格がありません(産業カウンセラーは協会認定だし、臨床心理士も学会認定資格です)。「自称カウンセラー」を名乗ることも十分可能です。だからこそ1年弱の養成講座と試験だけでプロだと思いあがるような自信はまだまだありません。「聴く」機会に恵まれた時には、養成講座でのことも思い出しながら大切に聴きたいと思います。

写真は横浜駅近くに出現した「ホットペッパー」くんです。