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「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ナチュラルクリーニングで大掃除

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昨日の冷たい雨があがり、今日は穏やかな晴天だったのですが、夕方から急に冷え込んできました。
ベジ料理の先生宅へ年内最後の訪問へ行ってきました。

今日はコラボレーション講座で「ナチュラルクリーニング・実践編 大掃除に向けて」


以前にナチュラルクリーニングのコツについて話を聞いたことがあります。その時の記事はこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/furubou1118/49546351.html

重曹クエン酸(酢でもいい)、アルコールに酸素系漂白剤、そして石けんを使った掃除や洗濯、いわゆるナチュラルクリーニング」について関心を持つ人は多いようです。最近はスーパーやドラッグストアでも重曹、石けん(洗濯用や石けんシャンプーなど)などが置かれるようになりました。以前なら生協や一部の専門店にしか置いてなかったこれらのグッズですが、環境への影響や化学物質の安全性などへの関心の高まりがこうしたものに結びついていると思います。

ナチュラルクリーニングと言うと合成洗剤の危険性」が取りざたされます。私もいくつか本も読みましたが、この点については疑似科学なところもあると思っています。「経皮毒」なる言葉もあるようですが、正式な科学用語ではありません。
そもそも欧米では「石けんvs.合成洗剤」なんて論争もありません。合成洗剤の危険性を指摘する人もあまり見かけません。日本国内で人気のある輸入者の洗剤もみんな合成洗剤です。

合成洗剤を否定する本には、毒性や発ガン性など読むほどに怖くなることが書いてありますが、だいたいそんなに危険なモノを国が許可して一般家庭用に製造するはずがないでしょう、と思うのです。それに工業や研究機関、医療現場などでは家庭用よりずっと強い作用を持つ界面活性剤が使われています。そして石けんブームの一方で、一部の生協では合成洗剤解禁になってきています。
だから、情報が溢れる中で生活している私たちは1つの情報や価値観に縛られず、時には冷静に立ち止まることも必要ですね(これって、医療を考える時と同じかも)。

まあ、私のスタンスはそんな感じなので、娘が産まれる前は当たり前のように合成洗剤を使っていましたが、今でも合成洗剤を使いたい時には使っています。ナチュラルクリーニングがいいからと、既に家にあった合成洗剤を流して捨ててしまったという話も聞いたことがありますが、これは本末転倒ではないかと思います。

それでも、ナチュラルクリーニングに興味がつきないのは、
・子供が触れても安全な素材であること。

・重曹クエン酸を使った掃除は実際によく落ちる!こと。キッチン周り、お風呂周りなど市販の合成洗剤よりよく落ちると実感します。また、洗剤を使わないので洗い流すための水の使用量も少なくてすむこと。

・「お風呂用」「トイレ用」「ガラス用」「住居用」などと場所ごとに洗剤が必要にはならない。しかも重曹クエン酸は洗剤より安価なので経済的であること。

・合成香料が入っていないので、使用感が心地よいこと。

・手荒れが少なくなること。
などなどの理由からです。

今日は実際にキッチン周りや洗濯漕、窓ガラスなどの掃除のポイントを実演を交えながら解説してくださいました。

特に圧巻だったのは「換気扇」!

我が家では年末大掃除でガスコンロ周り及び換気扇の担当は毎年夫でした。「マ○ッ○リン」などの洗剤を駆使してもイマイチ汚れを落としきらないままに掃除が終了していましたが、本当に重曹パワーだけですっきり落ちるのを目の当たりにして、「今年の換気扇掃除は私がやってみよう」とひそかにほくそえんだのであります。ガスコンロ周りも、毎日台所の食器洗いの際に重曹水を吹き付けて拭いているので、以前は触るとべっとり油汚れがついていたコンロも今はサッパリとしています。「キッチンク○ックル」よりベタツキ感が取れますよ。

そして講座後のベジランチはこちら。
・5分つき米のにんじんご飯
・高野豆腐の磯部巻き
・かぶの葉のジェノベーゼを乗せたジャガイモ
・大豆のパテ
・れんこんしゅうまい(←これ、ひき肉入ってないのに食べ応えがありました)
・車麩の長芋焼き
先生の料理は「ノンオイル」のものが多いので、それだけで「洗剤の量を減らす」ことにつながるわけですね。