As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

コーチング初体験!

今日は初めて「コーチンセミナー」なるものを体験してきました。
コーチングという言葉には聞き覚えがありました。どちらかといえば企業研修などで使われるイメージが強く、今の私には正直あまり関係ないのかな?と思っていました。
しかし、今回のセミナーは「コーチングは子育てにおいてもとても大切なこと」ということで、子育て中の人を対象として行われた託児ありの講座だったのです(今日と来月にもう1回)。

今日いちばん大切なこととして学んだのは「聞くことの大切さ」です。
普段何気なく会話をしているけど、人の話を聴くって案外難しいのです。今日は何度もロールプレイで相手の話を聞くこと、自分自身の話をすることを実践しました。会話において主役となるのはどちらかというと「話し手」のように思われがちですが、実は「聞き手」のありかたにかかっているのです。そして、上手な聞き手となるためには、まずは自分の話を聴いてもらえることが大切なのだそうです。
このような「聞くことの大切さ」は私もこれまで患者さん同士で話をする機会などで触れてきたつもりでした。しかし、普段何気なく家族としている会話の中でも実践できているのか・・・難しいものです。
これからは「話すこと」以上に「聞くこと」にも注意を払ってみようと思ったのでした。

さて、先ほど「聞き上手になるには自分の話を聞いてもらえる事が大事」と書きましたが、この場合のポイントは、「自分自身の話を胸を張ってできるか?」ということです。今日も「子供の話ではなく自分の話をしてください」と言われたのですが、案外自分自身の話って思い浮かばないものです。
「自分自身である」という時間を持ってくださいね、と言われたのですが、自分の今の生活の中で「ふるぼう」である時間ってとても貴重なのです。それこそ「自分そのもの」だからでしょうか?
とはいえ、今日初めて会った人を相手にいきなり「ふるぼう」の話もできなくて・・・だって「ふるぼう」=乳がん経験、ですから、さすがにシリアスだなあ・・・と思ってしまうわけで。話のネタ探しにちょっと苦労しました。

2時間のセミナーはあっという間に終了して、帰る道のりもなんだか軽くて、次回もとても楽しみです。