As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

クイール

夫は何やら大変そうです。どうも年度末にきて学校で何かあったのでしょうか?おまけに春の大会シーズンで、この土日はほとんど家にいませんでした。

昨日は私の両親が「おひなさま」を見るために久しぶりに我が家に来ていたのですが、今日は特に予定もなく、娘と2人遅めの昼ご飯を食べた後、買い物にでも出ようとしたらつけっぱなしのテレビにいきなり可愛い子犬が出てきたので、そのまま午後4時までテレビの前に釘付けになってしまいました。

クイール(2004年公開の邦画) 監督:崔洋一  主演:小林薫椎名桔平

原作は『盲導犬クイールの一生』(秋元良平、石黒謙吾)
生ませの親・水戸レンのたっての願いで、盲導犬になる為に訓練士・多和田(椎名桔平)に預けられることになった一匹のラブラドール・レトリーバーの子犬。おなかに鳥が羽を広げたようなブチがあることから、パピーウォーカー・仁井夫妻によって「クイール」と名付けられたその子犬は、1年間、夫妻のもとで愛情一杯に育てられた後、いよいよ盲導犬訓練センターで本格的な訓練を受けることになる。のんびり屋でマイペースなクイールに、ベテランの多和田でさえ手を焼くこともあったが、やがてクイールは立派な盲導犬へと成長し、視覚障害者の渡辺(小林薫)と巡り会う。初めこそ息の合わなかった渡辺とクイール。だが、ハーネスを介して伝わってくるクイールの思いやりに、渡辺は次第に心を開くようになり、互いにかけがえのない存在になっていく。しかし、クイールとの生活が2年を過ぎた頃、渡辺は病に犯され・・・
映画に先立つ数年前、同じタイトルのドラマがNHKで作られたそうです。私は原作も知らなくて、ドラマも見ていないのですが、2時間にまとめてしまった映画よりドラマのほうが泣けたという意見はネットでいくつも見ました。
確かに・・・淡々と進みすぎていて、クイールと渡辺の心の絆に重きをおいているのか、単なる犬の一生を描いているのか、そのあたりがよく分からないものがありました。
だけど、渡辺さんが亡くなる直前にクイールに会いに行き、最後の歩行をするシーンは1人でテレビの前でボロボロになってしまいましたよ・・・(最初子犬に目を奪われていた娘はこの時点では完全に別の遊びに夢中になっていた)映画館で見ていたらヤバかったです。
そして、映画に出てくるクイール役の犬たちが可愛いこと!それだけで癒されます。

映画版もNHKのドラマ版もDVD化されていますので、気になった方はどうぞ見てください。