As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

小児科病棟の日常

病院泊5日目です。
娘の飲食は順調に進み、ご飯も普通のものに戻りました。点滴も外れたので、日中の多くの時間を病棟内のプレイルームで過ごしています。
薬は依然経口薬ではなく静注なのですが、いちいち注射をするのは子供にも負担が大きいので、点滴の針と短いチューブのみを手に残しておき、薬の時間になるとシリンジをチューブにつなげています。大人とは違って子供の点滴は腕ではなく手の甲に刺すので、手にネットをかぶせてチューブと針を中にしまっています。なかなか考えられていますよね~

この病院は地域の総合病院ですが、小児科病棟にいる患児たちは比較的「急性期」の病気にある子が多いようです。肺炎、喘息や春休みに合わせて扁桃腺の手術を受ける子もいます。また、NICUの機能もあるので、同じフロアの産婦人科と連携を取っているようです。
横浜も産科不足は深刻ですが、この地域の産科の中心となっているこの病院でも3月末に2人の産婦人科の医師が退職するようです。後任の先生ははたしてくるのだろうか…?これでは少子化も仕方ないではないかと思ってしまいます。
そして、大きな病院に来るとついつい外科をチェックしてしまう私ですが、乳腺外来もちゃんとあるようで、治療実績もそれなりにあります。もっとも私は当分の間は銀座まで通うと思いますが…

病院で生活していると「早寝早起き」を本当に実感させられます。朝は6時には病室の灯りが付き検温が始まります(でも私も娘も7時近くまで寝ている…)。7時半に朝食、朝食後に着替えや清拭があり、合間に診察や投薬、10時に午前のおやつ、それから昼食までプレイルームで遊べる子は遊んだり、病棟専属の保育士さんによる保育もあります。親の食事など当然出てきませんから、合間を縫って調達して済ませます。
昼食は12時きっかりでその後昼寝、3時におやつがあります。夫が午後から来られる日は私はここで一度自宅に戻り、洗濯と掃除、私自身の入浴を済ませて再び病院へ(付き添い家族も病棟の浴室を使えるけど、できるだけ自宅で入浴してくださいと言われているので)。
夕食は6時、寝る支度をバタバタと済ませて8時には消灯です。付き添いの親も簡易ベッドを敷いて寝ますが、すぐに眠れない私はこうして携帯をいじったり本を読んだりしているのです。

病院から自宅へ戻ったら、この早寝早起きをよい形で維持したいものですが、相当私の生活態度も改めないといけませんね。それでは寝ることにします。おやすみなさい。