As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

入院のこぼれ話

体調もほぼ元通りにもどったと思われ、通常営業?!となりました。
今日はこの3月で終了するパルシステムでの講座を受けに新横浜まで行ってきました。

さて、娘の入院の話も今回で終わりにするとして、最後にこぼれ話など書いておきたいと思います。

1.血液型のこと


子供の血液型って、産まれた病院では調べないのです。
私は6歳の時に妹が産まれているので記憶にあるのですが、産院にいる間の採血で血液型が判明していました。しかし今では、産院で採血はするけれども、それは先天的な代謝異常疾患などがあるかどうかの検査であり、血液型は調べません。

ABO式血液型が医学的情報として必要なのは、手術など「輸血」が必要になる時なので、その際に調べればよい、とのことなのです。

確かにそうなんですが・・・間違っても医師に「血液型占い」のために血液型知りたいんです。なんて言えませんけれども・・・そうか、娘の血液型は当分分からないんだと思いながら3年以上経ちました。

以前に小児科の先生が言っていたのですが「アレルギーの検査など、採血を必要とする検査があれば、その際に血液型も調べられます。ただし実費ですよ」とのこと。乳幼児の健康保険は自己負担がないので(自治体によりますが)その分だけは1000円程度の費用がかかるそうです。
しかし、これまで娘は「採血」を必要とする場面がなかったんですよね。

ところが今回の病気で、まず「採血」をすることになりました。
(この結果、炎症反応を示すCRPの値が以上に大きかったことから、原因を調べるためにも入院となったわけです)
採血と聞き、すかさず私は血液型も調べてくださいと頼みました。
ついでに、アレルギーについてもハウスダストやダニ、花粉など私自身がアレルゲンとしているものについて調べてほしいとお願いしたのです。
私の血液型はサザエさんでおなじみのB型です。父はB型、母はO型なので、遺伝子としてはBOになります。妹もB型です。一方夫はO型。義父母もO型なので、一家全員Oです。
そうなると、娘の血液型は、B型である可能性とO型である可能性がちょうど半分になります。

その日のうちに結果が分かったのですが、娘の血液型はO型でした。

夫は、娘の行動がどことなく自分に似ているのは血液型のせいだとさっそく言っていました・・・
ちなみに、今回の採血でアレルギーはどこにもありませんでした。当面小児喘息の発症はないかな?とアレルギーの遺伝が気になる私としては少々安心したのです。ちなみに夫もアレルギーとは無縁なので、そのあたりも父親似なのかもしれませんね。

2.MRIがイヤ


検査では最初にX線撮影をしました。肺から上を一通り撮影したところ、肺炎や副鼻腔の炎症はないものの、喉の奥に炎症の所見があったので、急遽耳鼻科と連携し、ファイバースコープを入れて喉頭蓋炎が分かったのです。そして即効性のある最初のステロイド薬の投与があった後に、他に病変がないか確かめるためのCT撮影がありました。

CTの撮影室には、私ではなく夫が娘を連れて入ったのですが、CTの機械もMRIと同じようにドーナツ型をしています。
その時、娘は熱も相当高く、またかなり緊迫した状態であったのですが、CTの機械を見たとたん喉頭蓋炎で声もあまり出せなかった状態だったのに叫んだのです。

MRIやだ!おばちゃんこわい~!!


夫は不謹慎ながら笑いをこらえるのに必死だったそうです。
その場にいた看護師さん数人も、笑いそうになっていたとか。
この言葉で笑えるのは、年末のあの番組を見た人です。


娘がリアルタイムでMRIのシーンを見ていたわけではないのですが、あのシーンが衝撃的で忘れられなかった私がせっせとYouTubeで動画を探して、ちゃんとダウンロードしておいたのです・・・
娘は今でも、CTの機械におばちゃんがいて、ブチュってやったと証言しています。
それはきっと、高熱のためだったと思います。