As You Like It     ~気が向くままに~

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保険の恩恵

ゆうちょの通帳記入をしたら、簡保からの保険特約金が振り込まれていました。

娘が産まれた時に「簡保の学資保険」に加入したのですが、このときに特約で「5日以上の入院となった場合の医療保険をつけておいたのです。先月1週間の入院をしたことにより、特約給付金がもらえることになっていました。
私も夫も加入している生保の医療特約がありますが、給付金を請求する場合、まず医師が記載した書類が必要となります。こちらの書類を病院から発行してもらうのに文書料が結構かかりますし、支払われる給付金の額が大きいほど、審査に時間がかかります。今回の簡保は、診断書がなくても病院からの領収書のみ提出で済みました。これで手術などがあったら、給付金の額もまた変わってくると思いますが、今回は3万円の給付となりました。貴重な給付金です。

幼児の場合、医療費は自己負担なしなのだから、保険の必要があるの?と私も最初は思っていたのですが、入院を伴う病気の場合には、単に医療費の他に実にいろいろと出費がかさみます。

今回の入院にかかった費用です(入院期間 3/19~3/26)。

病院への支払い    4340円(食事代+保険の利かない検査分→血液型検査)
付き添い用簡易ベッド 5000円
駐車場代       1500円
バス代        1200円
タクシー       1050円
高速道路代      1605円
食費など雑費   約12000円(*)

合計        26695円

*食費については、この期間にかかった食費や雑費の合計の半額としています。
入院しなくても生活費はかかりますが、この期間の夫婦の食事はほとんどお弁当のテイクアウトなどの外食でした。そこでかかった費用の半額強が通常より多くかかってしまう分になるだろうと推察しました。

病院に払う金額はそれほどでもなくても、家族の食費やら交通費などで飛んでいくお金は大きいものです。これらを全て家計でまかなうのではなく、給付金を受けられることで経済的にはかなり助かります。
保険金の給付というのは、治療を受ける本人だけでなく、家族に余裕をもたらすものでもあります。

私のように大きな病気をしてしまうと、以降民間の保険に加入するのはきわめて難しくなります。
私は今入っている保険を維持することしかできません。
毎月の保険料を考えると負担が大きいと思ってしまいますが、何も起こっていないうちに賢く保険に入っておくことが、もしもの時に安心をもたらしてくれるのだと思います。