雨の法事

またまた雨降りな日曜日です。先週もすごい降ってましたが。

今日は法事でした。
結婚してから毎年１回は夫側（いずれも義父絡み）の親戚の法事に行っているような気がします。
今ではすっかりおなじみとなった東京深川のお寺に行きました。このあたりは新東京美術館や清澄庭園が近く、深川丼のお店やあさりの佃煮屋さんが立ち並んでいますが、古くからの寺町でもあり、昔の有名人では、松平定信や徳川家康の側室阿茶局の墓もあります。

義父の兄弟はみんな東京下町気質の「チャキチャキの江戸っ子」ぞろいです。で、本来なら義父母が出席する法事ですが、愛媛にいるので私たち一家がいつも代理で出席してます。
反対に私の実家では法事はほとんどありません。一周忌を過ぎてしまうと、後はごく内輪でお経を読んでもらうだけになり、親戚を呼び会食するスタイルの法事は行わないのです。

さて、今日の法要は、夫の祖父（義父の父）の三十三回忌ー

父方の祖父の記憶は夫にはほとんどありません。三十三回忌ともなると、親類が定期的に集まる口実と化していて、おじいちゃんを肴に飲みましょうという雰囲気でした。
まずはお寺の本堂でお経をあげてもらいます。前回の法要では最後までお経を聞いていられなかった娘も今日は騒がずに聞いていられて焼香もできました。それから新しいお塔婆を持って雨の中お墓参り。この時娘はすっかり夫の従姉の子のアヤちゃんと仲良しになっていました。小学校高学年になるアヤちゃんは娘に折り紙をたくさん教えてくれました。

その後の会食は、亡きおじいちゃんがウナギを好物にしていたというので、ウナギ屋さんのお座敷へ。
お刺身、天ぷら、酢の物、焼き鳥ーあの、１つ１つがボリュームあるので既にお腹いっぱいなんですけど。でもここウナギ屋さんだからシメは当然うな重？！と思っていたらお店の人が「ウナギは今出しましょうか？それともうな重をお弁当にしてお持ち帰りされますか？」
当然全員が持ち帰りを希望し、包んでもらいました。

会食の後、お寺のすぐそばに住んでいる夫の伯父さんの家でお茶を飲んでから帰りました。ウナギ屋さんから始まっていたのですが、このあたりで完全に「娘の独演会」と化しており、はとこのアヤちゃん姉弟は圧倒されているだけでしたf^_^;
もはや旬ではない小島よしおに始まり、エド・はるみのグーグーダンスを披露し、それから幼稚園で覚えた歌を一通りやっていました。そんな娘を見ていた伯父さんの１人が「我々の母親に似ているんだよ」と言っていました。娘の顔はどうみても夫側の遺伝子由来だと思っていましたが、どうやら義父の母にあたるおばあちゃんに一番似ているようです。
普段親戚に会うことは少ないですから、法事はお互いの近況が分かるいい機会ですね。

夕食はうな重となったので支度も少々ラクすることができました。美味しかったです～