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それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ

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日本テレビ開局55年記念、アンパンマンの映画&テレビ20年記念作品です。


昨日ロードショー開始、公開になったばかりで、土日で、しかも

アンパンマンが劇場にやってくる!一緒に記念写真撮影、握手をしよう!

というイベントまであったので、こりゃがんばって少し早めに行こう、と気合を入れたのです。
しかし・・・劇場は後ろの方と端しか埋まってなくて・・・花より男子とかインディに比べたら相当寂しい埋まり具合でした。そのくせ「中学生以下の入場者に先着プレゼント あつまれアンパンマン(おもちゃ付きお菓子)と紙製コースター」はもうなくなっていました。まさか、朝一の上映会分だけで終了したのか?!(私が狙ったのはお昼の上映だったので)
アンパンマンの映画って、確かにポケモンとかドラえもんなんかに比べたら「対象年齢の幅が狭い」んですよね。園児までがターゲットというか。小学生になってもアンパンマンってことは少ないだろうし。あまりに小さい子供だと、映画館で見るってことで恐がってしまうだろうし。
さて、娘は初めての映画館で恐がるかと思ったけど、楽しんだまま無事に映画は終了しました。ポップコーンもしっかり食べました。


ばいきんまんは、ドクターヒヤリの研究室に「強くなるくすり」を求めてやってきます。しかしドクターは不在。弟子のヒヤリコが作った「強くなるクスリ」を飲んだばいきんまんは突然赤ちゃんになってしまいました!やがてアンパンマン・ワールドのみんなも赤ちゃんに…。
ヒヤリコの声を演じるのは、声優初挑戦となるお笑い芸人の柳原可奈子さん。赤ちゃんに変身してしまい、ばぶ!しか言えなくなって必死で心の声で叫んでいるばいきんまんにはかなり笑えました。

そして本編「それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ」


アンパンマンの強さの秘密は、顔を焼く時に入れる勇気の花のジュース。それを知ったばいきんまんは、たった一人で勇気の花を守っている妖精リンリンをだまし、リンリンが街に行っている間に勇気の花の台地をめちゃめちゃにしてしまう。リンリンはアンパンマンと一緒に、砂男がいる砂漠の奥地や恐ろしい氷の女王が待ち受ける氷の城に勇気の花を探しに出かけるが、花を手に入れることが出来ない。最後の望みを託して死神山に向かうアンパンマンたち。しかし、そこには最強メカ・ズダダンダンに乗ったばいきんまんがいて…。

「勇気」とは何だろう?
「元気100倍!アンパンマン」というセリフは定番ですが、あらためて「勇気」とは何か「ひとのために」「やさしさ」とは何か、じっくり考えさせられるところもある映画です。
子供向け映画とはいえ、一緒に見に来る大人たちにも何らかのメッセージを残してくれるんですよね。

この映画のヒロイン、妖精リンリンの声を演じているのは土屋アンナさんです。彼女とうちの娘は同じ年の同じ月生まれ。アンナさんは子供の父親であるジョシュアさんとは離婚していましたが、ジョシュアさんは今年5月、25歳の若さで急死してしまいます。離婚したとはいえ、大切な人を失った悲しさはひとことで書けるものではありません。でも、アンパンマンの収録は彼女に「元気100倍!」を与えてくれたようでした。

さて、上映が終わると「アンパンマンとの握手会」があります。
劇場ロビーの一番奥に出現したアンパンマンは、なんだか元気100倍のみんなのヒーローには見えない・・・(失礼!)アンパンマン1人だけで忽然と立っていました。
それでも映画を見に来ていた子供たちは嬉々としてアンパンマンと写真を撮ったり握手していました。

私は、個人的にはドキンちゃんのキャラが好きです。マネはどうていできないけどね。
そして、ばいきんまんドキンちゃんも「ばいきん」っていう割には清潔感があるな~と思います。