As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ベジ・フルコース!

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このブログにも数ヶ月前まではしばしば登場していた「ベジ料理教室」

娘が幼稚園に入り日程調整が難しくなったこと、この料理教室を主宰する先生が忙しくなり以前のように連日いろいろなクラスを開催することが難しくなったことなどからタイミングが合わなくなりご無沙汰しておりました。
そして、チャンスを待っていたら夏休みにちょうど都合良く空きクラスができたので、猛暑の中思いきって行ってきました。
以前は自宅兼教室だったのですが、自宅と仕事場を分けられたとのことで、さらに教室は私の家からは遠くに移転してしまいましたが、久しぶりに教室発のシンプルベジ料理を味わうことができて大満足です。

今日の教室は、ズバリ

「ランチパーティー

これはこのベジ料理が初期のころに良く行われていた形態で、参加者は説明を聞きながらただ出てくるベジ料理を食べるというものです。そのころ参加した時の記事はこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/furubou1118/14871679.html
そのころは料理も数品で、先生自ら全てを作っていたのでランチというより試食会に近いノリだったのですが、教室移転に伴いリニューアルしたランチパーティーは、スタッフの人数も増え、料理もデザート含めてなんと15品という

まさに「ベジ料理フルコース」でした!

説明を聞きつつ2時間かけて前菜からデザートまでじっくりと味わったのであります。

それでは、写真上から説明しますと。
1.小豆のパテ&トルティーヤチップス
小豆と聞くと甘い和菓子しか思いつかないけど、塩味の聞いた食事として美味しく食べられるこんな方法もあります。簡単調理の秘密は炊飯器!小豆はデトックス作用が強いので、月に2度炊いて食べるとよいといわれています。チップスも自家製、市販品のように「化学調味料」は使われていません。

2.味噌ダレキャベツ
ちぎったキャベツにタレを添えてあるだけですが・・・この味噌ダレのおかげでいくらでも食べられます。ラー油がきいているので大人の味です。もちろん他の野菜にも付けてみて。

3.板麩のチンジャオロース
肉ではなく入っている板麩とはお吸い物に入っているクルクルしたお麩。調理はあっという間。ご飯にのせてチンジャオ丼にしてもいけます。

4.レタス餃子
餃子の中身はキャベツか白菜じゃないのか~?!という声が上がりそうですが、レタスと醤油だけというシンプルな組み合わせなのに、子どももパクパク。

5.黒豆とニンジンの酢漬け
以前に参加した「豆」教室でも作った料理。黒豆はお正月でなくても食べよう。一晩かけて戻さなくてもOK。

6.ラップロール
お弁当にしても映えるラップロールの中身は「人参の洋風白和え」と蒸しジャガイモとレタス。生地は薄力粉を水で溶いて焼いただけ。冷蔵庫にあまったおかずもロールで巻いて大変身!

7.中華おこわ風
なぜ「おこわ風」なのかというと「もち米」を使ってないから。おこわの秘密は冬に使い切れずに引き出しに眠っている「切り餅」です。

8.野菜のミートボール風
ベジ料理ですから、当然ひき肉は使っていないわけです。しかも、これは究極の「リサイクル料理」といえるかも!あ、もちろん世間を騒がせた料亭とは違いますよ。冷凍しておけるので、これで「お弁当ミートボール」に頼る機会が減りそうです。

9.蒸し野菜のベジチーズがけ
ベジチーズとは、乳製品を使わないでチーズの風味を出したもの。先生はこれを使ってラザニアやピザも作るそうですが・・・私はあまりストイックでないので、ホンモノのチーズでいただいちゃうかも。

10.デザート5種盛り合わせ♪
黒豆ジュースのゼリー
甘酒の乳酸菌ドリンク
ちんすこう風クッキー
ココアケーキ
青菜のクラッカー

卵、乳製品は使っていません。甘酒は、お米を麹で発酵させますので天然の植物性乳酸菌入りなのです。
スイーツの甘みを出すために、少量のてんさい糖を使っています。

以上15品、お腹いっぱい食べてもベジ素材の力で「胃もたれ」などおこしません。お腹いっぱい食べても罪悪感が少ないのがウレシイです。

今日は初めてという参加者も多く、この料理教室も当初の「ママコミュニティー」を中心とした口コミから始まって、今では幅広い世代の女性に広がりつつあります。
先生のところへ直接行かないとこの味にたどり着けないの?と思われるかも知れませんが、実は今年になってから、かなりの方がこのベジ料理に触れることができるようになりました。
なぜなら・・・レシピ本が出版されたからです。
それがこちら「あな吉さんのゆるベジ料理教室」といいます。
厳格なマクロビオティックでもなければ、ストイックなヴィーガンでもありません。
お肉やお魚を食べてはいけない、というものではないのです。好きなものを食べてもいいけど、野菜や穀物のこんな料理の仕方を知っていれば、もっともっと味は広がるはず、美味しい料理の仕方でレパートリーが広がるはず・・・よかったら参考にしてみてくださいね。

私は前述したように、今後はめったに教室にはうかがえなくなるでしょう。受講生も当初のころのメンバーは減り、大幅に入れ替わっているように思います。でも、私はこの本を常に台所に置いて、お肉も魚も食べるけど、食べたい時にゆるベジを楽しんでいますよ。娘はマックもサイゼリヤも好きですが、家庭で食べるシンプルな野菜の味も知っているから、偏った食生活にはなっていません。この教室に出会えてよかったとしみじみ思います。

この教室に出会う人がもっともっと増えますように、そしてみんなが野菜好きになりますように。