スター混声合唱団 クリスマスコンサート
VOL-Netは今年も「がん患者会支援チャリティコンサート」(主催:ニッポン放送/2008横浜がんチャリティ実行委員会、特別協賛:中外製薬株式会社)に参加しました。
昨年は日野皓正さんと横浜市内の小中学生が共演した「ハマッコジャズクラブ」でしたが、今年は「スター混声合唱団」です。会場は桜木町にあるはまぎんホール・ヴィアマーレでした。
昨年は日野皓正さんと横浜市内の小中学生が共演した「ハマッコジャズクラブ」でしたが、今年は「スター混声合唱団」です。会場は桜木町にあるはまぎんホール・ヴィアマーレでした。
「スター混声合唱団」の団長は山田邦子さん。彼女は「たけしの本当は怖い家庭の医学」に出演したことから乳がんを発見、2007年春に手術を受けました。その山田邦子さんがが提唱し、癌体験者とその家族となった著名人を集めて作った合唱団が「スター混声合唱団」です。同じように癌であることを発表したジャーナリストの鳥越俊太郎さんも賛同し、鳥越の次女でシャンソン歌手の鳥越さやかさんも参加しています。その他、倍賞千恵子さん、島倉千代子さんら闘病経験者は6人、歌手・米良美一さん、ファッションデザイナー・コシノジュンコさんなどの患者ではない有名人も協力している。全員、無料参加でギャラなどはなく、チャリティーディナーショーなどを開いて、その収益を癌患者団体に寄付することにしているそうです。
そんなわけで、とりあえず参加する患者会・支援団体は、例によってブースを広げました。
多くの団体が参加していますから、こじんまりとパネルやチラシを出し、VOL-Netオリジナルのピンバッチやネックレスなどを販売しました。昨年と比べると、スター混声合唱団のコンサートとあってか来場者も患者団体などの活動に興味を持ってくれる人が多いようです。
多くの団体が参加していますから、こじんまりとパネルやチラシを出し、VOL-Netオリジナルのピンバッチやネックレスなどを販売しました。昨年と比べると、スター混声合唱団のコンサートとあってか来場者も患者団体などの活動に興味を持ってくれる人が多いようです。
コンサートの第一部は、団長山田邦子さんによるトーク。
ご自身のがん体験を中心に、その後のコンサートで会場のみんなにも参加してもらいたい歌の練習なども含めて40分の笑いがたっぷりつまったトークでした。邦子さんだって、がんを「克服」したなんてマスコミに言われても不安になるときがあるのです。
それがこの病気の宿命でしょう。でも彼女のトークは聞く人を、そして彼女自身にも元気を与えてくれました。さすが山田邦子さん、オーラが違うんです!
そして休憩を挟み(その間もブース開店)、いよいよクリスマスコンサート。
倍賞千恵子さんの朗読や西田ひかるさんのソロにうっとりして、混声合唱団のメンバーみんながそろって春夏秋冬の歌、クリスマスメドレーと楽しいステージになりました。 歌の合間のトークでは、団長邦子さん以外のメンバーのがん体験も語られましたが、不安はみんな抱えているんだけど、同じ体験をした仲間がいることが大きな支えになったこと、そして今を元気に生きていること・・・病気を経験したメンバーもそうでないメンバーも一緒になって、会場のみんなが元気になれるような暖かい、クリスマスの雰囲気いっぱいのチャリティーコンサートになったと思います。
名残惜しくコンサートが終了した後、ブースをそろそろ片付けるかどうかを迷っていると。
山田邦子さんの著書『大丈夫だよ、がんばろう!』(主婦と生活社)のサイン販売会が始まっていました。そうしたら、一緒に来ていた夫が整理券をもらって列に並んでいたんですよね。
山田邦子さんの著書『大丈夫だよ、がんばろう!』(主婦と生活社)のサイン販売会が始まっていました。そうしたら、一緒に来ていた夫が整理券をもらって列に並んでいたんですよね。
「山田邦子さんが一緒に写真を撮ってくれるって」と夫が呼びにきました。
本にサインをしてもらって、一緒に写真も撮ってくれる・・・体験者本人である私が写っていなくちゃ意味がないよって♪邦子さんは本にサインをしながら、娘の名前を書いてくださいました。
「私はまだ1年生」とステージでおっしゃっていたので「私は8年生ですよ。この子は4年生の時に生まれたんです」と言った時の邦子さんの笑顔と10秒にも満たなかった会話のことは決して忘れません。
「私はまだ1年生」とステージでおっしゃっていたので「私は8年生ですよ。この子は4年生の時に生まれたんです」と言った時の邦子さんの笑顔と10秒にも満たなかった会話のことは決して忘れません。