As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

もう一度診察

去年のクリスマスに、外科の定期受診があったのですが、その時に「首のリンパ節の腫張」を指摘されていました。主治医のK先生いわく、ほうっておいても問題ないものだったのですが、そういうことを聞いてしまうと次から次へと不安が沸き起こってくるものでして・・・

実は年末年始にはいろいろ予定をこなしつつも、どこか落ち着かない日々だったんですね。
しかも、医療機関はどこも閉まっているし。

12月26日 右の耳の下部分に腫れているような違和感。耳鼻科では「右の鼻の奥が多少化膿している」とのことで抗生物質と消炎剤を処方。
12月28日 右の耳下部分の違和感は変わらず。触ってみると左より腫れている。
12月30日 違和感は残っているものの、触るとほとんど左と変わらない。
1月2日  右の耳下部分が腫れて若干痛みを伴うようになる。触ってみてもこれまででいちばん腫れていた。
1月3日  右耳下の痛みは、起床時にはほとんどなく、食べると痛みが増すことが分かる。
1月5日  再び耳鼻科へ。耳、鼻ともに化膿はしていないが、顎の下のリンパが少し腫れていて(押すと痛かった)右耳と鼻の通りが悪いとのことで、別の薬剤を処方された。

1月7日  あらかじめ予定していた歯科受診。痛さ、違和感を感じる部分は「顎関節」の部分で虫歯からくる炎症ではないだろうとのこと。

なんだかよく分からないけど、リンパが腫れているから耳の下のごくささいな違和感が気になって気になって仕方がない・・・

で、このままあれこれ思い悩んでいるのもイヤなので「もう一度診てください」とクリニックに連絡して、診察を入れていただきました。娘は幼稚園の3学期初日から預かり保育で・・・

主治医K先生は、私が違和感を感じるという部分を触ると「ここはやっぱり顎関節。虫歯の治療をしていて片側でしか噛めなかったせいでしょう。あんまり触っているともっともっと痛くなるわよ」とおっしゃいました。
それから、耳のあたりや顎の辺りのリンパをエコーで診ましたが、何も写りませんでした。
そして、前回腫れていることが分かったもう少し首から下の部分のエコーと触診をしましたが、以前とほとんど変わっていませんでした。

「確かに腫張は残っているけど、リンパなんていくらでも腫れるのよ。触診では触れないから、これが悪性のものとは思えないです。悪性ならゴリゴリと触れてくるでしょうから。それに、リンパ節って一度腫れるとひくのに何ヶ月もかかるものなのです」

抗生物質2種類飲んでも腫れが引かないのはなんでしょうか?」

「リンパの炎症は、必ずしも細菌感染が原因ではないです。だから抗生物質を飲むのはもう辞めたほうがいいと思いますよ。しばらく放置しておきなさい。次回の診察はこれまでどおり4ヶ月に1度でいいから」

そして、本来なら明日の電話再診で聞く予定だった血液検査の結果を聞きました。
腫瘍マーカー含め、生化学検査もどこも異常なしだったそうです(コレステロールもかろうじてクリア)。「健康体なんだから安心しなさいね」

「やっぱり先生からその言葉を聞かないと安心できませんでした」と思わず言ってしまいました。


術後8年以上たってもちょっとしたことにビビってしまうのは、もう仕方がないですね。病気をしていなければ、気がつかないうちにリンパが腫れても気がつかないままでいたのに、エコーがあるから気づいてしまったんでしょうけど・・・
でも、先生の眼は確かなので、その先生が大丈夫とおっしゃるものをこれ以上心配してどうするんだとやっと吹っ切れたような気がします(先生は、ひとたびアヤシイと思えば、すぐに次の手を打ってくださいますから)。主治医の先生の存在は大きいです。

そして・・・「せっかく血液検査の結果を聞きにきたんだから、これまでの検査結果のデータ、みんな持って帰りなさい」
私は採血結果をここ数年ずっと電話再診で聞いていたので、検査会社からのデータが、全部先生のもとに残っていました。2004年からのもはやすっかり分厚くなった検査用紙をお土産に持って帰りました。