少年メリケンサック

朝起きたら…雪はどこにもありませんでした。
相変わらずの凍った空気の中、またも冷たい雨が降っています。

今日は娘がお弁当ありで夫が仕事休みとなる今年度最後の水曜日なので、またも映画鑑賞することにしました。
水曜日はレディースデーでただでさえ混みますが、尋常じゃなくごった返していました。
「おくりびと」のチケットを求めて長蛇の列ができていたのです。
私たちは10時前にシネコンに着いたのですが、おくりびとのチケットは今日の分はすでに完売していました。まさに「おくりびと現象」です。

そして、私たちが見た映画はちょっと気になっていたこちら。

少年メリケンサック　監督：宮藤官九郎　主演：宮崎あおい、佐藤浩市

宮崎あおいちゃんが見たいと大いに期待を寄せていた夫でした。
私はクドカンだというので期待していました。

レコード会社に勤めるかんな（宮崎あおい）は、動画サイトでイケメン４人組のパンクバンド“少年メリケンサック”のライブ映像を発見。彼らと契約すべく会ってみると、メンバーは50歳過ぎのオヤジで、彼女が見つけた映像は25年前のものだった。予想外の事態に困惑するかんなだったが、バンドの全国ライブツアーに同行するはめになり……。
多彩な分野で活躍するクドカンこと宮藤官九郎の、監督2作目となるハイテンションなコメディー。ひょんなことから、凶暴なオヤジ4人組のパンクバンドを引き連れて全国ツアーに出ることになったお気楽OLの奮闘を描く。主演には話題作への出演が相次ぐ宮崎あおいがあたり、ハジけたコメディエンヌぶりを披露。彼女を振り回すバンドメンバーには佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘城がふんするほか、ユースケ・サンタマリアら豪華キャスト陣の共演が楽しめる。

２時間ノンストップ、パンク、ハチャメチャ、ぶっ飛び。

感想、これしか出てきません。

クドカンらしく笑いどころはたくさん出てくるので、笑ってばっかりいるうちにエンドロールになってしまいました。

でもね、イタい。イタすぎるよ。おじさんたち。

佐藤浩市さん、下ネタストレートすぎ。
田口トモロヲさん、プロジェクトＸのイメージはどこへ行ったの？

そして、宮崎あおいちゃん、篤姫の合間にあんなにぶっ壊れることができるなんてすごい！
よく出たねぇ。この映画に。

私がパンクのことをもっとよく知っていたら、映画の楽しさももっともっとアップしたかな？
同じ中年おやじバンドなら、パンクよりも毎週木曜の夜に「ラーメンひと～すじ～♪」とスタジオで歌っているバンドの方により好感が持てるのでした。