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ジェネラル・ルージュの凱旋

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幼稚園もまもなく3学期が終わるので、お弁当がなくなります。
そこで、春休みになってしまう前にどうしても見たかったのがこちらの作品。
昨年の「バチスタ」からちょうど1年です。


チーム・バチスタ事件から1年後、東城大学付属病院内の倫理委員会の委員長を務める田口(竹内結子)のもとに一通の告発文が届く。救命救急センター長の速水(堺雅人)と医療メーカーが癒着し、同センターの花房看護師長(羽田美智子)が共犯という内容。彼女が院内調査を開始した矢先、同様の告発文を受け取っていた厚生労働省の役人・白鳥(阿部寛)が再び現れる。
現役医師・海堂尊の大ベストセラーを竹内結子阿部寛の主演で映画化した、医療ミステリー『チーム・バチスタの栄光』の続編。ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)の異名を持つ切れ者救命救急センター長にかけられた疑惑をめぐり、再び田口と白鳥が事件解明に挑む。事件の鍵を握る速水役には、話題の映画やドラマへの出演が相次ぐ堺雅人。前作に続き中村義洋が監督を務め、複雑な人間関係が絡み合うドラマを前作以上のスケールで描き出している。

去年のバチスタは、ミステリーとしてもコメディーとしても面白くて、その後テレビドラマ版も見ていました。ドラマ版は、田口が原作どおりの男性に戻っていて、伊藤淳史さんが演じ、白鳥は仲村トオルになっていました。
その印象がまだ強いまま今回の映画になったので・・・竹内&阿部のコンビに慣れるまでちょこっと時間がかかりました(笑)でも、女医版の田口先生もそれはそれでしっくりきます。
今回、すごく期待していたのが堺雅人さんの速水先生(ジェネラル・ルージュ)だったのですが、あの「クライマーズ・ハイ」の時の佐山記者にも通じるような、戦場のような場面で指揮をとるシーンや手術シーンがリアルに描かれていて、緊迫感が一気に高まりました。

ただ・・・私は原作を途中まで読んでから映画を見たのですが、

原作にないオリジナル要素やストーリーも多いので、読まずに映画を見た方がよかったな。

と正直思いました。バチスタのときは何も読まずに見たので、これはこれなんだと素直に納得してしまったのですが、今回は「え?ここも違うの?え?期待してた登場人物が出てこないじゃん・・・」などと心の中でつぶやきながら見ることになってしまったのでした。

そして、バチスタのような医療ミステリーというよりは、救急医療問題をテーマとした社会派ドラマとしての要素が強いので、ミステリーを期待しているとあれっとなります。

面白かったのは、相変わらずの白鳥さんの登場です♪キーワードは「ガリバー」