As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ルーブル美術館展

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昨日はお弁当持ってお花見でした。
天気は良かったですが、風が冷たかった…横浜の桜はまだ2分咲きくらいです。

さて、日曜のことですが、六本木の国立新美術館に行ってきました。
東京ミッドタウンも行きたかったけど、行く途中首都高の渋滞にハマってしまい(レインボーブリッジを1時間かけて渡る羽目に…)美術館だけで時間切れに。
国立新美術館は故黒川紀章さんの設計によるもので、外観も内部もユニークで中を歩いているだけで楽しいものでした。

今日の一番の目的は公募展の1つで、毎年この公募展に夫の伯母(義母の姉)の絵が展示されるので招待券が送られてくるのです。伯母はこの公募展を主催する団体ではかなりの地位にいますので、絵も大型で水墨画のような山岳地帯の風景が広がっていました。

そして、せっかくこの美術館に来たからにはもう1つ見たい企画展があり、でも夫は公募展だけでいいと言うので、私だけチケットブースへ行きました。夫と娘が公募展の会場をゆっくり回っている間、私だけ伯母さんの絵だけ鑑賞して企画展へ。

ルーブル美術館展「美の宮殿の子どもたち」です♪


せっかくルーブル美術館の作品が来日するんだから見たかったのです。
今回は、子どもをテーマに、子どもの衣装、風俗、教育といったものを表した作品や描画、彫刻作品、デッサンなど、そして幼子キリストを描いた宗教画などが展示されていました。
古代エジプトから始まり、ギリシャにローマ、ペルシャ、イタリアルネサンス、そして19世紀に至るまでのヨーロッパの絵画や工房の作品、どれも緻密に作られていて、農民の子どもたちから王子、王女までどの子どもの表情がいきいきとしています。
そして今回のいちばんの目玉と思われるのは、ルーブルがただ1つ所蔵しているという 《少女のミイラと棺》
麻のワンピースに素足にサンダルの少女の眠る棺には、来世で彼女を待っているという神々が描かれています。今と違って子どもの死亡率が著しく高かった時代、子どもは死と隣り合わせにあり、はかないものとして描かれていたそうです。

ルーブル美術館には、新婚旅行のときに行っているのですが、午前中にオルセーを見て午後からルーブルなんて無謀な計画だったせいで、中の広さに圧倒され、あっという間に閉館時刻が迫ってきて、館内を全力疾走したことしか覚えていません。だから、ルーブル展の作品を見ながら「これ、もしかして見たことあるかも?」って作品もルーブルで見たとは思い出せません。きっと去年の夏に「大塚国際美術館」で見た陶板名画なんだよ。