ワルキューレ
鑑賞してから幾分日が経ってしまったのですが。もうほとんど上映されていないと思いますが、近所の映画館は少々遅れて作品が来ることがあり、遅まきながら先週見に行ったのです。
ワルキューレ 監督:ブライアン・シンガー 主演:トム・クルーズ
第二次世界大戦下のドイツ。アフリカ戦線で左目を負傷したシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、“良心”と“忠誠心”の葛藤に悩んだ末、祖国の平和のためにヒトラー暗殺を考えるようになる。やがて画期的な暗殺計画≪ワルキューレ作戦≫を立案し、トレスコウ少将(ケネス・ブラナー)やオルブリヒト将軍(ビル・ナイ)ら、同志と着々と準備を進めていく―。そして、決行の1944年7月20日を迎えた。ヒトラーとその護衛たちを前に、大佐たちは計画を成功させられるのか…。 第二次世界大戦時に実際にあったヒトラー暗殺計画を題材に、トム・クルーズがその計画の中心的人物であったシュタウフェンベルク大佐を演じたサスペンス。ヒトラーの独裁政権に屈する者と世界を変えようとする者、そして両者の裏で陰謀をたくらむ者が、戦争の混乱の中で繰り広げる駆け引きを描く。アイパッチを付け、ナチスの軍服に身を包んだトムが気迫たっぷりに演じる「命がけの愛国者」ぶりに注目したい。監督は『ユージュアル・サスペクツ』で注目され、『スーパーマン リターンズ』など今やヒット・メーカーとなったブライアン・シンガー。ケネス・ブラナーやテレンス・スタンプなどの演技派キャストが脇を固め、最後まで緊張の糸が途切れないドラマを展開させている。
緊迫のヒトラー暗殺計画。
ヒトラー、ナチスドイツと言うとアウシュビッツをすぐに思い浮かべますが、当時のドイツにもヒトラーを良しとしない者が少なからずいたということが新鮮な驚きでした。
戦後に生きる私たちにとっては、その作戦はうまくはいかなかったことが分かっているし、実際映画に描かれている作戦は、かなりほころびがあって成功するのは難しいだろうと思えてしまうのですが、「その時」という焦点に向かって作戦が練り上げられ展開されていく中、一瞬たりとも気を抜けずに緊張感が高まっていきました。
そして緊張が頂点に達するのは、やはり「あのわずかな作戦遂行の時間」
でも結局、その後の判断ミスが相次ぎ、死んだと思っていたヒトラーの演説がラジオから聞こえてきてしまうのです。その後は、かなりあっさりと終結に向かっています。前半がスリル満点でドキドキしまくりだったのに、後半ちょっとあっさりしすぎたのが残念に思いました。
ヒトラー、ナチスドイツと言うとアウシュビッツをすぐに思い浮かべますが、当時のドイツにもヒトラーを良しとしない者が少なからずいたということが新鮮な驚きでした。
戦後に生きる私たちにとっては、その作戦はうまくはいかなかったことが分かっているし、実際映画に描かれている作戦は、かなりほころびがあって成功するのは難しいだろうと思えてしまうのですが、「その時」という焦点に向かって作戦が練り上げられ展開されていく中、一瞬たりとも気を抜けずに緊張感が高まっていきました。
そして緊張が頂点に達するのは、やはり「あのわずかな作戦遂行の時間」
でも結局、その後の判断ミスが相次ぎ、死んだと思っていたヒトラーの演説がラジオから聞こえてきてしまうのです。その後は、かなりあっさりと終結に向かっています。前半がスリル満点でドキドキしまくりだったのに、後半ちょっとあっさりしすぎたのが残念に思いました。
トム・クルーズの映画を見るのはかなり久しぶりでした。
それこそ、学生のころには「遥かなる大地へ」「ア・フュー・グッドメン」「ザ・ファーム/法律事務所」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」「ミッション・インポッシブル」「ザ・エージェント」などを見ているのですよね。当時は洋画こそが映画、邦画はアニメ以外ダメと言われていた時代だったような気がします。
それこそ、学生のころには「遥かなる大地へ」「ア・フュー・グッドメン」「ザ・ファーム/法律事務所」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」「ミッション・インポッシブル」「ザ・エージェント」などを見ているのですよね。当時は洋画こそが映画、邦画はアニメ以外ダメと言われていた時代だったような気がします。