As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

特別弁当

イメージ 1

イメージ 2

先週の「熱血BBQ」に引き続いて、またも「いろんな意味で熱い土曜日」に・・・

この日、夫は朝からワクワクしていました。本来の「鉄ちゃん」の血が騒いでいたのです。
なぜなら、抽選で当たった人しか行けないというとっておきのイベントに行けることになったのです。


まあ要するに、列車のメンテナンスをしたり普段使われない列車を置いてたりする基地の一般公開なんです。が、無制限に来客を入れるのではなく、600名招待の抽選方式に。当選倍率は4倍だったそうです。

というわけで、朝から残暑の太陽が照りつける中、私たちとこれまた鉄ちゃんな夫の同僚T先生と一緒に出かけました。
(抽選申し込みは、ハガキ1枚に4名分申し込めたそうです。そこで夫の名前とT先生の名前で2口送ったところ、T先生が出したハガキが当選したのです。申し込みハガキにはもれなく大人3名、子供1名と書かれていたわけですね)

東海道線に乗って、小田原の手前国府津駅で下車。「こうづ~」と車内アナウンスを聞いた娘がいきなり「こうづって、やずや?」と聞いてきたので思わず爆笑。CM、見てたんだ・・・
イベント参加申し込みを済ませて、炎天下のホームで「専用列車」を待った後、車両センターへ向かいます。要は、一般客は乗れない「センター行き回送列車」に乗せてもらったのです。
イベント参加者は、かなり「ファミリー色」が強く、親子連れ(もちろん子供はほとんどが男児!)がメインで、一人参加の成人男子、いわゆるコアな鉄ちゃんな姿はあまり見かけませんでした。「もしかして、抽選の段階でバイアスかかってる?」なんて話もでました。専用列車に乗り込んだボーイズたちは、窓の外を眺めて、新幹線が見えると大興奮。はちきれそうなワクワク感が伝わってきました。

そうこうしていると、いきなり「洗車体験」

ガソリンスタンドの洗車マシーンなんかよりずっとでかい洗車機に電車が突っ込みます。あっという間に窓ガラスがきれいになって、男の子たちは大喜びです。

そしてセンター到着。午前11時半、日陰はほとんどなく残暑の太陽が照りつける中、これから2時間は自由にセンター見学です。
レールスター体験(レーススターとは、不通になっていた区間を再開させてよいかレールのチェックに使う作業用の小さな車)、ミニ電車など「乗り物系」にとりあえず娘と乗ることにして、あとは東海道線の運転台体験や放送体験、そして写真展示、車両の展示がありました。いずれも暑い中長蛇の列を並ぶことなく、思ったより快適に過ごせました。

そして、私はセンターで売られていた「特別弁当」を昼食用に買いました。このイベントのための特別弁当、1個1000円しますがもれなく抽選もついており(A賞はレールだってさ・・・笑)D賞の定規とE賞のボールペンをもらいました。帰りの車中でお弁当を食べるつもりでした。
1時半過ぎ、国府津駅に戻る専用列車に乗り、イベントは無事終わったかに見えました・・・

国府津駅、東京方面へのホーム。ちょうど乗り継ぎよく着た電車にほとんどのイベント参加者は乗ってしまい、にぎわっていたホームはあっという間にがらんとしてしまいました。私たちは1本見送って、次のすいた電車のボックス席に座ろうと思っていたのです。お弁当を食べるために。

「ねえ、お弁当は?」と私。誰もお弁当の入った袋を持っていないではありませんか!

しまった!さっきの専用列車の網棚に忘れてきた!そしてその列車はもう国府津駅にはいないぞ!!

専用列車は、あっという間にセンターに戻ってしまったらしいのです。お弁当、T先生の分もあるのに。そして、炎天下の中ほとんどの時間をT先生に持ってもらったのに・・・

駅でセンターに問い合わせてもらったら、お弁当はすぐに見つかりましたが、さて、どうやって取りに行くの?・・・そこから少々行き違いが出てしまったんですね・・・

午後の国府津駅のホームで熱風を受けながらベンチに座っておりました。

待つこと1時間半以上・・・センターにいた時間と同じくらい。ようやくお弁当は、センターを出る電車に積み込まれました。国府津駅始発の籠原行き湘南新宿ラインに乗ってやってきたのです。
国府津駅の助役さんがお弁当を下ろして渡してくださいました。暖かい対応に本当に感謝です。
でもちょっと恥ずかしかったです・・・忘れられないイベント参加者になっちゃったかな?

午後3時半過ぎ、ようやく遅すぎるお昼ご飯となりました。
さすが1000円の特別弁当でした!紅白を示す赤飯と白身魚のでんぶがのった茶飯。そして炙り寿司に鯵の押し寿司、「祝」の文字が入った厚焼き卵、煮物、焼き物、天ぷら、エビフライ。
空腹に染み渡って美味しかったです。

でも、残暑の陽射しを浴びてやっぱり疲れがたまったようで、昨晩はさっさと撃沈してしまいました。
写真はその特別弁当と、運転台体験の時に子供たちがかぶったJRの帽子です。