米沢には「愛」があふれていた・・・その１

今晩は米沢泊です。夕食はもちろん奮発して米沢牛でした♪
昨日は、私と娘で友人のお宅にお世話になりました。
到着して一息ついたところで、最初に出かけたのは「白鷹のあゆ祭り」
会場は、その名も「やな公園」といい、ＶＯＷに載ったこともあります。
最上川の上に鮎を取るための「やな」がかかっているのです。「やな」とは、川の水面の上に木製の板木を組んで、その上に藁などを敷いて、水流とともに魚を捕まえる装置で、歴史上かなり古くから見られます。最上川の「やな」は日本でも最大級で、「やな」に実際に上がって見ることができるのですが、すぐ下には激しい水流があってなかなかスリルがあります。案の定娘は「こわい」と言ってすぐに引き返してしまいました・・・
遊んだ後、夕食には地元産の野菜をたくさん使ったイタリアンレストランに連れて行っていただきました。パスタもピザもみんな美味しかった！子供たちはまるで合宿気分になっていたようで、楽しい１日でした。

そして今日は午前中に夫がやってきて（昨日は試合だった）これまた地元産の美味しい手打ちそばを食べた後で、午後から米沢に行きました。

そして最初に向かったのが「上杉家廟所」
上杉家歴代の当主の墓所がずらりと並んでいます。中心には初代謙信公、その隣には今いちばん有名な上杉家当主の景勝公のお墓がありました。
「ここは『との』？かねつぐは？」と娘がしきりに聞いてくるので、上杉家廟所を後にして、次に向かったのが「林泉寺」です。
ここに、直江兼続公とその妻お船のお墓があるのです。
（その周辺には「○○家之墓」と実に一般ピープルな人々なお墓もフツーにありました・・・）
また、境内の中には塀で囲まれた一角があり、ここの上杉家廟所となっていて、景勝公の正妻菊姫や、母の仙桃院のお墓もあります）
お墓なのに、もう記念写真取り捲りで大河ドラマの世界にひたっていたのですが、兼続夫妻のお墓の前に立った娘が一言叫んだのです。

「かねつぐ～！絶対またテレビで会おうな！」

周辺にいた人々のうち確実に数人は笑っていましたね・・・

そして、今泊まっているホテルまで友人の車で送っていただきました。
本当に２日間お世話になりました。ありがとう！

明日は、まだ見ていない「上杉博物館」と「上杉神社」に行ってくる予定です。
今年のシルバーウイークはまさにかきいれ時といった感じで盛り上がっていますよ。

写真ですが、直江兼続夫妻の墓前にいるのは、夫と娘の後姿です。