As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

遠いけど転院できない・・・

雨の中、およそ8ヶ月ぶりに「ぶどう膜炎」の定期検診のために大学病院の眼科へ外来。
運悪く小田急線の快速と接続しなかったため、到着までにエラく時間がかかってしまいました。

久しぶりに病院に着くと、前回までなかった「ドトールコーヒー」がオープンしていたので、カフェラテを飲んで一息です。

眼科外来の前はいつもひときわ混雑しています。この病院は乳腺外科も有名ですが、それよりも眼科の方が混んでいると思います。

いつも最初は視力と眼圧の検査から始まります。今回久しぶりに裸眼視力を測定しましたが(いつもはいきなりレンズを調整して矯正視力を測っているので)左右ともに0.3~0.4だったので、かれこれ20年近く近視は進んでいないようです。

その後散瞳処置をしてから、いつものように受付から2時間経ってようやく呼ばれました。
今回はいつになくきれいな所見で、これまでは僅かに観察された肉芽状の炎症というか沈殿も薄くなってほとんど見えなくなっていました。

そこで、私は以前から夫と話題になっていたことを切り出しました。
「今後は、自宅近くの病院で経過観察することはできませんか?最寄り駅にも総合病院はありますし、眼科もあるのですが」

確かに、我が家の最寄り駅近くにはこのあたりでもかなり大きい総合病院があります。娘が急性喉頭蓋炎で入院した病院もここですし、今や貴重な存在の産科もあります。また、こちらの外科でかつて乳がんの手術を受けられた方もいます。
だから、私としてもここの病院の診察券を持っておきたいという気持ちもあったのです。経過観察を必要とする私の持病の中では、いちばん拠点病院を移しやすい疾患だと思ったんですよね。

しかし、教授先生は首を縦に振りませんでした。
「移すって言ってもな、これまでの積み重ねがあるんだよ。今日は何もなくても、何かあった時にはこれまでのカルテの積み重ねが必要になるから」

「開業医でなくて、大きな病院の眼科でも?」
「ワシだって、こんなに患者さんいるんだから方々に振り分けたいよ。でも、あなたは経過が長いし、いろいろなことがある。それに総合病院っていっても眼科医は1人だけだったり、ぶどう膜炎には全然詳しくない医師もいるんだよ。半年に一度のことやないか。通ってきなさい。引き続き診察は必要だから。そして、目が霞んだりピンク色の充血がおきたら、遅くとも翌日にはきなさい。その時にカルテが必要になるから」

まぁ、言われてみればそうかもしれないなあと納得してしまいました。ぶどう膜炎は最初の発症から15年は経っています。それに他には…乳腺のこともあるし、複数の持病持ちはそれに関する拠点病院をできるだけ移さない方が何かと得策なのかな。そういえば、以前喘息の主治医が、この病院の近くの眼科クリニックにぶどう膜炎のかかりつけを移したら?って紹介状書いたことがあったけど、移せないどころか全額自費診療で5000円以上払ったことがありましたね…その時の記事はこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/furubou1118/57431101.html

というわけで、来年3月の予約を入れて、ケータイで国盗りしながら戻りました。
でもやっぱり遠いです…横浜と川崎なのに。