As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

夏のドラマの感想

今朝PCを開いたら、あらら、Yahooがピンクになってる・・・
そうでした。10月1日でしたね。この「恒例」を初めて見たときはなんだかドキドキしたのと、少々の違和感を感じましたが(イヤでも、自分が体験者だということを外からインプットされちゃいますよね・・・それに、このピンクリボン運動の背後にあるさまざまな企業やお金の動きやオトナの事情が見え隠れしてくるんですよね)、何度も見ていると「あー、そうか。そうなのね。今日だったわね。以上っ!」ってな反応になります。そのピンクの画面もあと数分でオシマイですね。画面はピンクよりも普段の方が目には優しく感じられるんですけどね・・・

そうそう、今日は忘れないうちに「夏ドラマ」の感想を書いておこうと思ったのでした。

そう書いておきながら「救命病棟24時」を見てなかったというていたらく。機会あれば動画サイトで!一気見しようかなと思ってます。春ドラマの「アイシテル」もそんな感じで全部見ましたから。

★その1「任侠ヘルパー

世間の評判どおり、ワタクシの中でもこの夏いちばんのヒットでした。

最初は「極道と介護」というのがどーしても結びつかなかった・・・草なぎ君、コケないかなぁ?ってずっと思ってましたけど、これがどっこい一番ハマりましたね~ストーリーも無理がなかったし、なにしろ草なぎ君がカッコよかった!そして加藤清史郎くんもよかった。ラストも夏川由衣さんが毅然と決めてくれました(夏川由衣さん、今回は「私の頭の中はケシゴム」になってしまいましたが、そういえば乳がん患者をやったこともありましたっけねぇ・・・見てないけど)
本当の介護の現場を知る人からみたら、ふざけているシーンばかりだとは思うけど、でも介護をとりまく問題をうまく吸い上げていたなと思います。

★その2「赤鼻のセンセイ

「院内学級」という重くなりがちなテーマを扱ったドラマ、視聴率の面では苦戦したようです。
大泉洋さん演じる「とてつもないウザイ教師」のカラーにずいぶん辟易したのですが、それに対する小林聡美さんの存在感がよかったです。彼女が主演の映画「かもめ食堂」や「プール」に興味がわいたのもこのドラマがきっかけでした。
これも、ドラマの設定にはツッコミどころ満載で現実離れしていたと思いますが、生徒役のみんなが光っていましたね。「風のガーデン」以来の神木隆之介くんもよかったですが、白血病と向き合う中学生を演じた須賀健太くんには今後注目ですね。

★その3「つばさ」

終わってみれば、NHKの朝ドラ史上最低視聴率!

確かに、ドタバタ劇要素が強すぎて最初はついていけなかった・・・高畑淳子さんが出るから仕方ないと思ってたけど。朝からサンバはないだろうと思ったし。
でも、ストーリー的には昨年の「だんだん」ほど薄っぺらくはないだろうと思ったんだけど、既に遅しだったのかな。久しぶりにヒデキが見られたのもよかったね~
さて、新しく始まった「ウェルかめ」は見ようか見まいか、まだ決めてません。


関が原の戦いが終わって、石田光成が死んでしまったので娘は大変ガッカリしています・・・
いやあ、ここまで「イヤな奴」になった徳川家康を初めて見ましたねー。狸オヤジ全開でイヤらしい!!
小栗旬くんが「松方弘樹さんと別のドラマで共演したことがあるからよかったですが、もしこれが初共演だったらトラウマになりました」とどこかで語っていたらしいですよ。
さて、ドラマはいよいよ米沢に移ります。リーマンショックの何倍もの上杉の経済危機に対してどのように兼続が立ち向かったのかということが、後世彼が高い評価を受けた理由でありますが、今年の大河は11月で終了、そのあたりを丁寧に描いて欲しいですね。
あ、兼続の長男役で再び戻ってきた加藤清史郎くんにも注目です。

ブザー・ビート」「となりの芝生」は結局見ませんでした。
どうやら「となりの芝生」の結末はかなり賛否両論のようですが・・・橋田壽賀子センセイのドラマは、きっとまた来年はオンエアされる(であろうと願いたい)渡鬼を楽しみにしたいと思います。

★蛇足
今後、もしかしてハマってしまいそうな予感がする侍戦隊シンケンジャー」!
男の兄弟がいなかったから、あの手の番組には縁がなく過ごしてきました。
いやあ、実に「母親を取り込む」ように作られていますよね・・・ストーリーなんてもうどーでもいいけど。それに、番組を作っているスタッフ、きっとものすごーく楽しいんじゃないかなと思います。
だって自分がワクワクしてきた番組を作れるんだから。特撮満載でね。