As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

無料クーポン de 子宮がん検診

録画しておいたドラマ「ギネ」を見ながら突如思い出しました(藤原紀香についてはさておき)。
「今年の子宮がん検診、まだ受けてない・・・そうだ!無料クーポンがある」

これまで自治体のがん検診とは無関係に、婦人科検診もかかりつけの婦人科クリニックで受けていたのですが(私のかかりつけの婦人科は銀座の乳腺外科の近くにあるのですが、昨年もここで受けています。娘を産んだ時の産院は別に紹介していただいていますが)婦人科に関してはずっと異常なしできていたので、せっかくだから今年は無料クーポン券を使わせてもらうことにしました。

ちなみに横浜市では
前年度に(平成20年4月2日から平成21年4月1日までの間に)
20歳・25歳・30歳・35歳・40歳になった女性の方は子宮頸がん無料検診
40歳・45歳・50歳・55歳・60歳になった女性の方は乳がん無料検診の対象者となります。
(乳がん検診は、視触診+マンモグラフィーですが・・・やっぱり40代にならないと検診の対象にならないのね・・・とつくづく思っちゃったりする)

そして横浜市の有料のがん検診では、
子宮けいがん・・・20歳以上(2年に1回)受診者負担1360円
乳がん   ・・・40歳以上(2年に1回)受診者負担1370円(視触診+マンモ)
胃がん、肺がん、大腸がん・・・40歳以上(1年に1回)

無料クーポンを使うには、近所のクリニックで受けなくてはいけないのでちょっと地元情報を探して、駅の近くにある小さなクリニックに行くことにしました。
本当に小さなクリニックで、待合室の椅子も3人くらいしか座れませんでしたが、私以外には誰も待っている人はいなくて、待ち時間も無くすぐに終わりました。

こういう婦人科専門のクリニックは、妊娠以外の事情で婦人科にかかる時には、産科と一緒にされないのでとてもありがたいのですが(それでも健診のみで通ってくる妊婦さんはいますけど)、こちらの先生も近所にある他のクリニックの先生も、かつては分娩を取り扱う産院をやっていたけど、先生がお年を召したのでとりやめて外来のみのクリニックにしたという事情があります。
・・・本当にこのあたりも危機的な勢いで産院が減っているのです。
幼稚園のお母さんたちも、自分の子供を出産した病院から産科が消えたと言っているし、まだかろうじて残っている病院も、それこそ「まだ誤差範囲だろう」なんて思って初診をうっかり遅らせようものならもうアウトなんだとか。たった5年前に娘を産んだ時、私は件の銀座のクリニックで初診を受け、乳腺外科の主治医に相談して紹介状を書いてもらい、産院を初診で受診したのは10週に入ってからでしたが、今そんなことしたら絶対に分娩予約は取れないでしょうね。「ギネ」なんてドラマができてしまうくらい、現実的に危機的状況が続いているんだと思います。

ともあれ、あっさりと検診は終わりました。結果は2週間後に出るそうですよ。