As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

お手紙

2ヶ月ぶりにフォーカシングの研修会に行ってきました。
土曜日の研修会に出るために、娘をこれまで横浜駅の近くにある「保育士さんの経営している絵本屋さん」の託児サービスにお願いしていたのですが、11月のはじめにこのお店から「12月で閉店します」というハガキが来たのです。
オープンして4年だったのですが・・・小ぢんまりと温かい雰囲気のお店に明るく優しいスタッフの方々に囲まれて娘もお気に入りで、他にも何人かよく来ている子供がいたのですが、やはりこのご時世仕方がなかったのでしょうか?
そのハガキを受け取ったとき、私は正直「お店が閉店したら次はどうしよう?一時的にフォーカシングの研修会はお休みするか、それとも他を当たるか・・・」ということしか思いつかなかったのです。お店に関しては料金を支払っているのだから、ビジネスライクにでも心をこめて「ありがとうございました」と挨拶すれば十分かな、と。

ところが、今日の午前中家事を済ませて研修会に行く準備をしていると娘が
「絵本屋さんの先生にお手紙を書きたい」と言い始めたのです。
「もうすぐお店なくなっちゃうんでしょう?それだとさびしいから」
私は慌ててはがき大のカードを出して、娘はそれに絵を描き始めました。
絵を描いている様子を見ながら、自分から先生にお手紙を書きたいとはずいぶん成長したなぁとしみじみ感じてしまいました。もうすぐお別れになってしまう先生に、きちんと気持ちを伝えたかったんですね。

私も恥じ入るような気持ちでカードに文章を添えて、絵本屋さんに持って行きました。
先生は涙が出そうだと言って喜んでくださいました。
そして、来月の閉店日に12月の研修会が重なるので、最後にもう一度託児をお願いすることになり、そのときにこれまで撮った写真をアルバムにしてくださることになりました。
お店が閉店するまでには、最後のイベントもあるそうなので、娘と一緒に足を運びたいと思います。

そして、フォーカシングの研修会ですが。
「しばらくお休みさせていただくことになるかもしれません」と講師の先生に話をすると
「勉強会をしている片隅で、お絵かきとかできる年でしょう?連れてくればいいじゃない。この研修会は全部の過程を終わった人の有志の集まりなのだから」とおっしゃってくださったので、私以外にもご実家にお子さんを預けてこの研修会に参加している人も来年から子供も一緒に参加することになりました。
こちらのほうも、一件落着してよかったです。