As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

波に乗りました

新型インフルエンザ(の可能性が極めて高い)です。

昨日(20日の金曜)から幼稚園は休園になっていました。
娘のクラスは18日の時点で欠席は3人(インフル連絡はなし)だったのが、翌日には一気に9人に激増し、うち4名からインフルだったと連絡があったため、学級閉鎖の対象となりました。
隣の年中さんクラスは既に閉鎖されていたし、その後も年長さんクラスでも閉鎖が相次いだため、20日を休園にして連休明けに備えるようになったそうです。そのため、先週末から閉鎖となっていた年少さんは1週間まるまる休みとなったのでした。

さて、休園日の昨日、娘はいたってフツウでした。
ここ数週間、鼻水が出て鼻をかむときに痰の絡んだ咳が出る、ということは続いていたのでかかりつけの耳鼻科医に診てもらっていました。喉をみても赤くないし、副鼻腔炎でもないので、おそらくアレルギーによるものであろう、でも喘息は疑われないとのこと(私がアレルギーなので多少は受け継いでいるのでしょうが、いつもの症状)でシロップ薬をもらっていました。で、金曜日の午後受診したときも特に風邪やインフルエンザは疑われないとのことで、引き続きシロップ薬をもらったあと、私は娘を夫にバトンタッチしてその足で中目黒まで出向き、プチVOLサロンのスタッフをしたあと、中目黒の駅前の韓国料理のお店で石焼ビビンバを食べて帰ってきました。
一方の娘は、パパとサイゼリヤに行き、キッズプレートにコーンスープ、デザートのプリンと旺盛な食欲を発揮したあとお風呂に入って、私が戻ってきた時にはぐっすり眠っていました。

そして今朝、娘はフツウに起きてきたのですが、ごろごろとコタツにもぐって寝ています。
タツから出てご飯を食べようというと、ちょっと寒いといってトーストも少ししか食べませんでした。
手足は冷たいから・・・コタツでゴロゴロしているからだるくなるんだろう・・・

でも、ここでカンというか何かひっかかるものがあり、体温計を出すと。
38℃熱があるじゃないですか!!

30分後、もう一度しつこく測ってみると、38.8℃にあがっていました。
周辺状況からして、これはインフルにちがいありません。

駅前の小児科に電話すると「午前中の診療は終わりまして、今日の午後は診療はありません。駅前の総合病院へ行ってください」
幼稚園に入園する前に入院したこともある総合病院の救急センターに電話しました。
看護師さんは「発熱の時間を見ると、まだインフルの検査では陰性になるかもしれないけど・・・連休だし、心配だったら来てください」
タクシーを呼んだら、幸い5分ほどで来てくれました。

土日の救急外来は、インフルエンザの患者さんで3時間待ちだとかいう話も聞くのですが、これもラッキーなことに数人しか患者さんはいませんでした。
改めて熱を測ると、39.4℃にあがっています。このときの娘はかなりぐったりしていました。

診察にあたってくださった小児科の女医さんは「やっぱり、いますぐに検査しても陰性の可能性が高いけど・・・状況からしてインフルと考えてタミフル飲んじゃうか、もう一度夕方出直して検査やるか、それとも出ないだろうけど一応検査やってみるか・・・」

「夕方出直してくるのも大変だし(夫は仕事で夜まで帰ってこないから、またタクシーを呼ぶ羽目になる)それに、幼稚園からはインフルエンザかどうかの診察結果は教えて欲しいといわれているので(コレは本当です)」
というと、先生は「じゃあやってみるか」とニュースでもおなじみの検査キットを取り出しました。

鼻の穴に細い棒を突っ込む検査、娘は相当嫌がって抵抗しましたけど・・・

待つことおよそ30分、もう一度呼ばれると先生は「バッチリ出ました。A型です」
このご時世ですから、A型インフルエンザが季節性と判断されることはまずありません。
詳しい遺伝子検査(PCR)なんぞしなくても、新型であろうと判断されるのです。おそらく今急激に流行しているインフルエンザの99%以上は新型ウィルスによるものなのですから。
すぐにタミフルのドライシロップと小児用の解熱剤が処方されました。

もう一度タクシーで自宅に戻り、水でタミフルを溶かしてケーキ用シロップで甘みをつけたものを飲ませて、解熱剤の座薬を入れて数時間眠ると-

熱はまだ38℃ありますが、元気を取り戻して水分を取ったり、夕食におかゆやリンゴも食べてしまいました。さすがタミフルの力だ・・・

集団生活の中での流行にはやはり逆らえなかったようです。
そして、季節性のインフルエンザの予防接種を打っても新型には効果がないんですね。
あとはタミフルが効いておとなしく熱が下がってくれるのと、私たち大人が発症しないことを願うのみです。