As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

形成外科受診

年に1度の「再建後の形成外科受診」をしてきました。
本当なら11月に行くはずだったのですが、インフルエンザのあおりで行けなかったので、冬休みに入ってからになりました。
私は乳腺外科の受診に娘を連れていくことは絶対にしないと決めているのですが、形成外科のフォローアップ受診はすぐに終わることが予想できたのと、この日幼稚園のクラス役員さんが「有志のみんなで遊ぼう計画」を立てていて、娘が参加できない上にたった1人幼稚園の預かり保育では一緒に遊ぶ相手もいないだろうと思い、受付の方にあらかじめ問い合わせると診察中待合室で待てるなら連れてきても差し支えないというので連れて行くことにしました。

それに…何度か書いていますが、私の乳房再建をしてくださった先生は形成外科医である義父のことを良くご存知なので、孫がちょっと挨拶してもいいかなと思っちゃったんですよね。

私だけ診察室に入って上半身を脱ぐと看護師さんが写真撮影をしました。術後どうなったかを追跡するためにいろいろな方向からの撮影は毎年することになっています。写真を撮られているうちに先生が診察室の外に来たらしく、娘も挨拶したようです。そして、先生は娘の祖父のことよりも、娘が持っていた「ギザみみピチュー」のぬいぐるみについてコメントされていたようです・・・
(大体の人には「ピカチュウだね」と言われて娘はいちいち「ピチュー」だと訂正しています)

そして先生はざっと再建部分を見て触診して「硬くなってるところもないし、また来年見せてください」と言われました。
コヒーシブシリコンの人工乳房を入れてからもう3年が経過したのですが、このシリコン自体が性能はいいものの歴史が浅いものなので(ゆえに、健康保険の適応外になってしまう)将来的にどのような経過をたどるのか観察するためにも、1年に1度は追跡の診察をするというのが「お約束」になっています。

「で、あなたはまだお義父さんのいる松山の病院に行ってるんだっけ?」と先生が聞いてきたので
「いえいえ、もうそちらの病院には行ってません。今はずっと銀座のK先生ですから」と答えておきました。形成の先生は私の現在の主治医、K先生のこともよくご存知です。

そして、最後に。
「私が気になるのは、ここだけなの。ずれている乳輪。これを異動させれば完璧なのよ。またやる気になったら来てちょうだい」
シリコンを入れたら、本来の位置から乳輪がずれてしまったのですが、これを元の位置に移動させる手術はまたも保険が利かず、25万円するといわれているので、結局のところ未完成なまま再建はペンディングしているのですが・・・まあ多少乳輪の位置がずれていても日常生活には支障がないので、もっと金銭的に余裕ができたらやることにして、先延ばしにしてあります。

お昼で診察があっさり終わってしまったので、たったこれだけのために娘を品川まで連れてきてとんぼ返りするのも難だったので、その後京浜急行にのって「しながわ水族館」に行ってきました。
平日だしガラガラにすいているかと思いきや、イルカとアシカのショーはなかなか混んでいました。
そして、学生のころ来た時にはなかった施設が増えていて、あざらし館のまめゴマたちに癒されました。