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のだめカンタービレ 最終楽章前編 その2

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では、今日は映画の感想です。

のだめカンタービレ/最終楽章 前編 監督:武内英樹 主演:上野樹里玉木宏


エリート音大生の恋愛をコミカルに描いた二ノ宮知子の人気コミックをTVドラマ化した「のだめカンタービレ」の劇場版2部作の前編。主演に玉木宏上野樹里、共演に瑛太水川あさみ小出恵介ら若手人気俳優が揃う。プラティニ国際音楽コンクールで優勝した千秋(玉木)は、「ルー・マルレ・オーケストラ」の常任指揮者を務めることになる。しかし、非協力的でやる気の感じられないオーケストラに失望した千秋は、野田恵ことのだめ(上野)に定期公演の「ボレロ」のチェレスタの演奏を依頼するが……。

まずは・・・ドラマをそのまま映画館でやってるだけかと思いきや、なかなかどうして、劇場版の迫力がありました!冒頭の「ウィーン楽友協会」での千秋の指揮、ベートーベン第7番。もう鳥肌立ちました♪
This is itより感動モノでしたよ。

邦画のために、本場ヨーロッパのホールを使わせてもらえて、エキストラの観客やオケの団員として現地の方や外国人俳優の方々も出演して、なんとワールドワイドなんでしょう。

そして、ドラマのコミカルさはそのままに、いえ一層パワーアップして笑わせてくれました。
新しいキャラでなだぎ武が出てきた瞬間、谷原章介の「白目」、ボロボロなボレロ、孫Ruiの母、片桐はいり。そしてのだめのカレー事件(泣)しっかりとツボを押さえる「プリごろ太」!あ、忘れてましたが、CG満載のとっておき映像にも注目です。

それとは対照的な音楽シーンは、映画館だけに臨場感がたっぷりです。
のだめの「トルコ行進曲」は世界的に活躍されている中国人ピアニストラン・ランさんによる吹き替えです。軽やかに、転がるような音の世界。
そして前半クライマックスを飾るのがマルレ・オケの「チャイコフスキー 序曲<1812年>」
これはもうぜひ劇場で聴いて欲しい曲なのですよ。

それなのに。チャイコフスキーの序曲で涙が出てきそうな感動を味わったのに・・・
のだめは次の曲を聴いて激しく落ち込み、そのまま嵐のような展開になって、どしゃぶりの雨の中・・・
このままどうなっちゃうのよー?!ってなったところで。後編に続く。To Be Continued.
エンドロールの後で予告編やるから最後まで見てね、の表示が。

うわー、すごいフラストレーション。だからもう「前編・後編」モノは困るのよー(笑)
でも、裏を返せばもう1回この世界で楽しめるってことなんですよね。