As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

年中最後の日に

ここのところケータイからばかり投稿していたら、Yahooブログの記事作成画面が新しくなっています。
 
というわけで、タイトルですが・・・年中最後となる今日、いつものように娘をバスに乗せて送り出したのですが、まもなく園から電話がかかってきました。
「なんだか、昨日よりも背中の発疹が増えているので、受診していただけないでしょうか?」
昨日迎えに行ったときに先生から「背中が痒いといってて、ポチっとできてるんですよね。
3月の始めくらいに、年長さんで水疱瘡が流行っていましてね・・・気をつけてみてください」と言われていたのです。
そうなんです・・・水疱瘡って実は春先に流行るのですが、ただ、娘には1歳のころ水疱瘡のワクチンを受けさせていたので、あまり気にしてなかったのです。水疱瘡のワクチンというのは、三種混合や麻疹、風疹などと違って公費で受けられる義務接種ではなく、接種料が7000~8000円くらいとかなり高額(しかも、かかりにくくする、かかっても軽症で済むというわけで必ずかからなくするワケではないし、そもそも私たちが子どものころは水疱瘡の予防接種はなかったと思われるし、新生児や妊婦さん、大人が発症したらまれに危険な場合があるけれど、子どものうちにかかってしまえば重症化する危険性はほとんどないので、わざわざ受けなくても・・・という考えも多い)なのですが、たまたま当時住んでいた赤羽のマンションの近くに、予防接種を破格の値段で受けられるクリニックがあったので「受けてみるか・・・」という気になったんですよね。
 
さて、園に迎えに行くと(出勤する気でいたので電車に乗ってしまう前でよかった・・・)娘はクラスからは離れて事務室で園長先生の隣で待っていたのですが、そのまま駅前の小児科に。受付で事情を話すと待合室にいる子どもと接触しないように隔離待合室に案内されました。感染性の強い病気の場合、その部屋に先生がやってきて診察するわけです。
 
先生は一目見るや否や「水疱瘡で決まりですね。ワクチン打ってあるならこれくらいで立ち消えるかもしれない。薬は出しておきますから。あとこのプリント読んどいて」
 
とりあえず帰宅した後で私だけが薬局に行って薬をもらってきました。
私が子どもの頃は、水疱瘡の特効薬などなくて、ひたすら痒い中を発疹がかさぶたになるまで待つより他はなかったのですが、今では「抗ウィルス剤」があります。大人の帯状疱疹ヘルペスにも使われますね。その薬も進化を続けているようです。以前の薬は1日4回飲まないといけなかったのが、今は1日3回飲めばいいんだそうです。昼に最初の薬を飲んで・・・夜に見ると昼よりも発疹が増えているのですが・・・ワクチンも打っているし抗ウィルス剤も飲んでいるので、このあたりで打ち止めになってほしいのですが。
ちなみに、熱はありませんので本人は元気なままなのです。そこで、今日は期末試験も終わって夫が午後早目に戻ってきてくれたので、私は入れ違いに夕方出勤して(だって、来週から春休みだから仕事終わらせるなら今日しかなかったんだもの)後は新学期まで急ぎの仕事が入らないように終わらせてきました。期限までに終わっていれば、どのように作業を進めてもかまわないといわれているバイトの仕事なので、時間の融通が利くのが助かります。
 
そして、帰りにはTSUTAYAに寄ってDVDを何本も借りてきました。
とにかく、子どもの集団と遭遇するのが一番NGなわけですから、とりあえず近所にも出られない。
ひたすら家でDVD三昧するしかないのが、正しい過ごし方でしょう。
 
それにしても、感染したのが今年でホント良かったと思います。
来年の今ごろだったら・・・卒園式出られないよ・・・泣くに泣けない・・・
(でも、この三寒四温の3月の気候、最終日も体調不良で娘のクラスはお休み多かったようです)
 
それから、水疱瘡の薬として有名なのが「カチリ」という薬。
正式名称はフェノール・亜鉛華リニメントというそうで、液状フェノール(C6H6O)および酸化亜鉛(ZnO)を有効成分とする、ドーランみたいなポスターカラーみたいな、いかにも昭和な感じの薬です。
いえ、私たちが子どもの頃、抗ウィルス剤がない時代でも「カチリ」だけは処方されたでしょう。
この薬、水疱瘡以外で処方されることなど無いような気がするのですが・・・日本以外の国では存在しないような気がします。