地味な日本一

娘の水疱瘡も回復が早くて人にはうつさないとされる「発疹がかさぶたになる」状態になったので、実家の近くにある「蓮沼海浜公園」に行ってきました。
ここは夏のプールがメジャーで、今の時期に行っても面白くないと思っていましたが、娘が外遊びをするにはちょうど良い遊具がたくさんありました。

少し遊んでいると夫が「ミニトレインに乗ろう」と言い出しました。遊園地のおとぎ列車より小さい、小さい列車にまたがって乗る「ミニＳＬ」みたいなモノです。「ここまできてまたテツ言ってる…」と思っていたらチケットを売っているおじさんが「日本一長いミニトレインだよ」と言ったので思わぬ興味をそそられました。

この手のミニ電車、三浦のソレイユの丘にもあるし、昨年夏に「国府津車両センター見学会」に連れて行かれた 時もイベント会場を走っていましたが、せいぜい100～200メートル程の距離をあっという間に走ってしまいます。ところが、その長さが「日本一」だというではないですか。

さて「１人400円」のチケットを買ってミニ電車にまたがると「これから2100メートルを18分かけて走ります」とちょっとビックリな予告とともに列車は走り出しました。

広い公園の敷地内を端まで列車は走っていきます。ホントに、ミニトレインなのにどこまでも線路が伸びています。「線路は続くよ～どこまでも～♪」と子供の頃の歌が脳内に回り始めました。
公園の端まで行くと列車は曲がって隣の森林の中を走り始めました。この森林コースがメインと思えるほど長くて「ミニトレインも子供だましじゃなくて本格的にやるなぁ」と感心しちゃいました。いやはや、あれだけの距離を乗って400円は安いと思います。
森林をめいっぱい走った列車は公園に戻ったきてから「車両基地」を回ってから出発地点に戻りました。これ以上走行距離が長いと足が痛くなってしまいそうです。

それにしても、この「日本一長いミニトレイン」公園内にも表示されてないし（ＨＰにはちょこっと書いてありましたが）かなり地味な日本一だと思います。
ミニトレインはホントの鉄道じゃないから「テツ」の方々にもあまり認識されてないんですかね!?