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映画ドラえもん のび太の人魚大海戦

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春休みの映画といえば、やはりコレが王道でしょうか?観客動員数もトップを走っていますしね。

映画ドラえもん のび太の人魚大海戦 監督:楠葉宏三 脚本:真保裕一

“架空水”という道具を使って、町を海にして遊んでいたドラえもんたち。そこに、5000年前にアクア星から地球にやって来た人魚族の王女・ソフィアが現れる。人魚スーツを着て海底冒険に繰り出したドラえもんたちだったが、しずかちゃんが何者かにさらわれてしまう。そして、伝説の“人魚の剣”をめぐる人魚族と怪魚族の戦いが始まり……。
 国民的人気漫画「ドラえもん」がスクリーンに登場して30年、さらに映画作品30作目となる記念作。伝説の“人魚の剣”をめぐり、海底を舞台にドラえもんのび太たちが大冒険を繰り広げる。テレビアニメ版の総監督を務める楠葉宏三がメガホンを取り、劇場版オリジナルストーリーを展開。人魚族の女王、オンディーヌの声を真矢みきが担当するなどバラエティー豊かなキャスト陣がゲストとして声の出演を果たし、友情と冒険の物語を盛り上げる。

ここ数年のドラえもん映画は新作→リメイク→新作→リメイクと続いています。昨年はリメイク作品でしたが、今年は30回記念ということもあり新作でした。
リメイク作品は、映画のメイン客層である子どもたちを連れてきている大人が子どもだったころに見た作品をリメイクしているので、親たちも懐かしく見ることができます。

今回の作品を見る前に、ちょうど娘が水疱瘡で家から出られない日もあったので、過去のドラえもん映画を何本か借りてきて見ました。
のび太の宇宙開拓史」「のび太と鉄人兵団」「のび太と銀河超特急」など、過去の作品でも名作と言われたモノばかり見たのですが、いつものアニメのドラえもんとは違った冒険とドラマがあって、私が今見ても充分楽しめるものでした。
ドラえもん映画を映画館で見たのは子どもの頃のほんの数年に過ぎず、それから長い空白期間があって、再び見ることになったのですが、空白期間の作品もまだまだ見たい気持ちになりました。

ワタクシ、子どもの時はドラえもん大好きでしたから、今でもドラえもんの放送が続いているのは嬉しいです。
ただ、原作者の藤子・F・不二雄さん亡き今では、どうしても作品の雰囲気が若干変わってしまった気がします。

そして今回の「人魚大海戦」ですが。
やはり、ドラえもんの第一声を聞くと違和感を感じてしまいます。

親世代にとっては、ドラえもん大山のぶ代の公式は崩せないのです!

そしてストーリーですが…いろいろなレビューを見ているとあまり高評価ではなかったのですが…確かに、昨年は涙が出てきましたが今年は泣かなかったのですね。レビューにあったように、話にいろいろな要素が混ざってしまい、ぼやけてしまったように感じられました。また、「海=エコ」が出され過ぎたというか…子ども向けのアニメ作品だから、まずは物語の世界に純粋に入り込めるエンターテイメントであって構わないと思うのです。
娘はおおむね面白かったと言ってて、家に戻るとパンフレットに付いてたペーパークラフトをさっそく作り始めました。

エンドロールの最後に出てきたモノを見て気づいたのですが、来年は往年の名作のリメイクになりそうな予感がします。