As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ドラマの感想 2010夏クール+α

 
秋ドラマが本格的にスタートしました。
忘れ去らないうちに、夏ドラマの感想です。遅いか、もう。
(そして一番視聴率が良かったホタルノヒカリ干物女は見てない…)

★Joker~許されざる捜査官~
ワタクシが好きな堺雅人さん主演なので見ました。
横浜の根岸にあんな倉庫あるかなぁ、というところはツッコんでおきましょうか?
法の手を逃れた犯人に対して警官がウラで制裁を加えるという設定は面白かったです。警察内部の巨大な裏組織とか…でもそれとjokerは違うのか!?同じ裏組織で一緒でもいいんじゃね!?と思ったりもして…三上さんがクロっていうのはなんとなく予想できたかな。

★Gold
シンケンジャーからどんどんメジャーになって、ママ以外のファンを着実に増やしつつある松坂桃季くんが、今度は天海祐希さんの息子役、水泳選手ということなので楽しみにしていました。そして、天海祐希さんの小気味良い啖呵にスカッとストレス解消♪反町隆史さんも久しぶりに連ドラで拝見して、夏らしくアツい存在感でした。
肝心のストーリーは最後もまぁ無難だし、そんなにインパクトあるものじゃなかったように感じますが…天海祐希主演なら、bossに軍配が上がったんでしょうね。

GM~踊れドクター~
医者や病院との縁は深いワタクシですが、ウッカリ「ソウシン」のことはよく知らなかったです。でも、あのラジオぽてとのつばさちゃんが研修医とはねぇ…
ファイヤー先生、めっちゃウザいんだけど、さすが少年隊。踊りはすごかった。次々と出てくる患者の症状を診ながら病名を当てる推理スタイルでしたが、症状病名がマニアックすぎたような気がします。でもありふれた病名じゃあドラマにならないか。そこが難しいでしょう。
個人的には最終回のラスト、背中にデッカく「火」ってつけたファイヤー先生が最後に出てきて、どんなコンサートになったのか、コワいもの見たさで知りたかったです。

龍馬伝
武市半平太岡田以蔵が死んで、物語の舞台が長崎に移って、またテンポが変わったような気がします。薩長同盟寺田屋で襲われる、お龍さんと結婚、歴史的な出来事が次々と、ポンポン出てきますね。第四部がスタートして、龍馬暗殺という終着点に向かって、さらに加速しているような気がしますが…歴史にifはないので、最後まで突っ走って欲しいと思います。

ちなみに。
今月17日まで、皇居東御苑にある三の丸尚蔵館宮内庁書陵部の展示会「皇室の文庫(ふみくら)」が行われていました。皇居東御苑も尚蔵館も開いている日は無料で誰でも入れます。
私は宮内庁に勤める夫の先輩より、展示会開催の連絡をいただき出かけてきたのです。
 
そして。
日本書紀源氏物語などの古典文学の資料はもちろんのこと、この展示会最大の目玉が坂本龍馬が署名した薩長同盟の書」(薩長同盟裏(うら)書(がき))だったのです。寺田屋で負傷した龍馬が、桂小五郎(後の木戸孝允)によって書かれた薩長同盟会談の書(六箇条)の裏に朱で「確かにこの会談は成立した」旨をサインするんですよね。ドラマに出てきた書の現物、龍馬直筆の書の前はひときわ賑わっていましたが、なんとも言えないフシギな気分で眺めてしまいました。
ちなみになぜ坂本龍馬の書が皇室にあるのかというと、この書が伝えられた木戸孝允の子孫が「木戸家文書」として皇室に献上したからなのだそうです。