As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

馬籠宿

飯田で夫の友人と分かれたのが3時半-
そこから、峠を越えて馬籠宿まで行こうというのは、かなり無謀だったと今更ながら思います・・・
 
中山道の宿場町、馬籠宿、妻籠宿は当時の面影を残しており、木曽路の観光地となっています。
普通にアクセスするのなら、中央高速で近くまでくるのでしょうが、私たちは飯田から山越えをしたので・・・
昼神温泉、清内路峠と超えたのですが、飯田にはなかった雪がどんどん深くなってくる・・・
道の脇には除雪車でよけられた雪が壁になっています。カーブにはしゃりしゃりと凍りかけた雪が残っていて、この道を夜に通るなんて、怖すぎてできませんです
 
こうして4時半近くだったでしょうか、ようやく馬籠宿の駐車場まで着きました。
あとは日のあるうちに、ひとまわりしてきましょう。
 
イメージ 1
 
こんな感じの石畳の坂が続きます。
民宿、御土産物屋さん、飲食店がならびますが、その間に混ざってもう営業はしていない普通の民家もあります。でも、昔の面影を残す作りになっていて、現在の表札とともに、当時の屋号もちゃんと出ています。
 
ここで日常生活を送るって、すごく大変じゃないかと思うのです。住んでいらっしゃる方の努力のたまものです。
 
私たちがついたとき、まだカメラを手にした観光客の姿もありましたが、
やはりオフシーズン、早々にお店を閉めてしまったところが多かったです。
 
そんな中まだ開いてたお店がこちら。
 
イメージ 2  道中おやき 嶋屋
  んのおやきは蒸したてでした。
  やはり一番人気は「野沢菜」のようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
馬籠宿は、島崎藤村の出身地でもあります。
(没したのは神奈川の大磯ですが)
藤村記念館がありますが、既に閉まってまして・・・入り口の雪灯篭だけ撮ってきました。
 
この冬は豪雪の話ばかりききますが、
関東はカラッカラで雨もほとんど降りません。
娘は今シーズン初めての雪に喜んでいました。・・・素手で雪をつかまないでくれ。
 
 
 
 
 
 
ところで、馬籠宿が全国的に話題になったのが、2005年だそうです。
以前、ここは「長野県 山口村」だったのですが、長野県とはいっても県庁所在地も遠く、車で少し走れば中津川の市街地に行ってしまい、文化的にも完全に岐阜県でした。
そして、2005年に長野県→岐阜県中津川市編入という、越境合併となったのですが、
合併前には馬籠宿にある郵便局が大賑わいとなったそうです。
 
さて、そろそろ帰らなくてはいけません。馬籠には1時間も滞在しなかったかな。
 
昔の宿場町からあっという間に現代の市街地に降りてきて、中央道の中津川インターから入ります。
 
つまり、岐阜県から神奈川県まで運転しなければならないのです・・・
帰宅したのは、夜11時半でした。
 
この2日間で走破したのは、
 
自宅→横浜横須賀道路保土ヶ谷バイパス横浜町田IC→東名高速→御殿場IC→須走IC→東富士五湖道路→中央高速→飯田IC
 
中津川IC→中央高速→土岐JCT東海環状自動車道→豊田JCT東名高速横浜町田IC
 
2日間の走行距離は、800kmを越えました!夫よ、お疲れさまでした~