As You Like It     ~気が向くままに~

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シュルレアリスム展

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土日は仕事だった夫がオフ日になったので、六本木の国立新美術館に行ってきました。

まずは、夫の伯母が毎年出展している公募展の見学。今年も大作で、古代中国のロマンが伝わってきました。

そして、企画展の「シュルレアリスム展」へ。
日本語では超現実主義といいますが、ダリとかマグリットが代表的な作家でしょうか。「ほら、あの時計が曲がってる絵だよ」と夫に言ったらなんとなくイメージできたようです。
今回はパリのポンピドゥー・センター所蔵の作品から、シュルレアリスムの流れを振り返ります。
出展された作品には、ダリもマグリットももちろんあったのですが、昔見たことがある代表的なものではありませんでした。何かもっと不思議な不条理な感じの作品でした。
他に出てきた作品の数々も、まさに「シュール」の語源のように、不条理で不思議で、芸術と非芸術の境目はどこにあるのだろうと思ってしまったほど、芸術を理解できていない私には首をかしげるものが多かったです。ピカソキュビズムも良く分からないのですが、さらに複雑な感じがしました。
国立新美術館のある港区六本木は、計画停電の対象外ですが、節電のために短縮営業、レストランも閉まっていました。でも一階のカフェは開いていました。
企画展にちなんだスペシャルドリンクが出るのですが、今回はシュルレアリスムとは関係ない「リサとガスパールカプチーノ」になっていました。リサとガスパールは、シュルレアリスム展のナビゲーターだったのだそうです。
確かに…シュルレアリスムな飲み物が出てきたら、絵なら良いけど飲み物はやめてと言ったかもしれないですね。