As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

被災された患者さん向けのお知らせ

私が編集を担当しているVOL-Netの会員さん向けのメルマガで、今月号で「被災された患者さん向けのお知らせ」をしています。会員さんだけではなく、多くの皆様にお伝えしたい情報であることや、被災されていなくても知っておいたほうがよい情報もありますので、こちらでも紹介したいと思います。
 
J-CANによるがん医療情報ブログのお知らせ
 
JーCAN(Japan Cancer Action Network)は5つのがん患者会NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会、NPO法人がんサポート かごしま、NPO法人 グループ・ネクサス、NPO法人 パンキャンジャパン、卵巣がん体験者の会スマイリー)により構成されたネットワークです。
構成団体にはVOL-Netと交流のある団体もあります。

今回の震災に際して、JーCANがいち早く被災されたがん患者さん向けに医療情報ブログを立ち上げましたので、VOL-Netでも紹介させていただきます。
乳がんに限りませんが、被災地の情報がメディアで多く流れる中、がん患者さん向けの情報は限られており、被災地にいらっしゃる方々には届けることが難しい状況です。情報を求めている被災された患者さんが身近にい
らっしゃったら、これらの情報を伝えていただけますようにお願いいたします。ブログは日々更新されていますので、参考にしてください。

J-CAN(Japan Cancer Action Network)のホームページ
http://jcan.e-ryouiku.net/index.html

J-CAN 被災されたがん患者さん向けのブログ
http://j-can.blogspot.com/

JーCANブログに掲載されている情報の中から、特に乳がん患者さん向けのものをピックアップ
 
乳がん患者さんの受け入れ可能医療機関一覧について
日本乳癌学会のWEBサイトでは、受け入れ可能な病院(認定施設)や治療可能な内容を一覧としてお知らせしています。
http://www.jbcs.gr.jp/

乳がん化学療法およびホルモン療法を受けておられる方へ
日本乳癌学会ホームページに今回の東北地方太平洋沖地震に被災され、治療継続が困難な方へのQ&Aを掲載されています。
http://www.jbcs.gr.jp/20110323_1.html

乳がん放射線治療に関するQ&A
日本乳癌学会ホームページにQ&Aを掲載されています。
http://www.jbcs.gr.jp/20110324/20110324_1.html

自然災害発生後のがん対処法~がん患者と介護者のためのQ&A
東北地方太平洋沖地震において被災されたがん患者への情報提供として、米国がん協会(American Cancer Society)によるQ&Aを掲載しています。
https://www.teamoncology.com/0_news/images/coping-with-cancer-ACS.pdf

NCI:放射線被ばくと癌治療に関する対処
J-CANから世界のadvocateへ発信したメッセージにNBCC(全米乳がん連合)が応え、NCI(米国国立がん研究所)が情報提供をしてくださいました。JAMT翻訳、勝俣先生(国立がん研究センター)の監修。放射線被ばくとがん治療に関するアドバイスです。
http://jcan.e-ryouiku.net/bookfile/ncimail.pdf
 

 
4月5日追加情報(ヨミウリオンラインより)
 
 全国のがん診療連携拠点病院(4月1日現在351病院)の被災状況や受け入れ態勢、医薬品の備蓄状況などをHP(http://www.ncc.go.jp/jp/)で公開しています。
 
被災がん患者ホットライン
 症状や治療経過などを電話で聞き取り、紹介状があれば同センターが直接診療を受け付けます。
 (Tel 03ー3547ー5130)
 紹介状がない場合は、治療可能な病院を紹介します。(Tel 03ー3547ー5293)。
 
日本放射線腫瘍学会
  放射線治療が可能な病院の紹介。現在279病院で受け入れ態勢が整っており、電話番号や医師名なども掲載されています。乳がん前立腺がんなど、持続的な放射線治療が必要な方が、周囲で支援できる病院で
治療を立て直すための参考にしてください。