オーガニックなカフェにて

オーガニック・・・なんとなく「身体によさそう」と思いますよね。

大きな病気がきっかけだったり、出産や育児をきっかけに、できるだけ自然なナチュラル・ライフを心がけようという傾向は結構あるのではないかと思います。

そして、そのことを取り入れることがストレスにならないのだったら、偏り過ぎない範囲で取り入れていくのも生活の楽しみになるのではないかと思います。

 

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さて、先日のこと。

これまでに何回か行ったことがある、小さなカフェに行きました。

そのお店は住宅街の中にあるのですが、パンもお菓子も全て厳選された最高級の材料を使ってお店で手作りしているというのがウリです。注文してケーキが出てくるのを待っている間、妙齢のお店の女主人の方が出てきて、今日のケーキはどこどこの小麦粉を使っているとか、バターや卵はどこのものだとか、パティシエは本場フランスで修行をしたのだとか・・・正直こちらが聞いていないことも「ウンチク」として語ってくださいます。

国産小麦で安心・安全ですと言いながら、バターはフランスのものだったりするのですが

そして、厳選された材料で作るケーキは、他のケーキ屋さんよりかなり高めなのです

それでも、注文を受けてから生クリームをあわ立てて仕立てるケーキは、本当に美味しかったのでした。

 

ところが、先日久しぶりに伺うと、ケーキはお店にありませんでした。

「乳製品が放射能で汚染されていますので、生クリームを使うケーキはただいまお休みしています」とのこと。

・・・日本中全ての乳製品が放射能汚染されているわけではないと思うけど・・・とは思いましたが、

気を取り直して、ケーキではなくガレットを注文しました。

 

フランスのブルターニュ地方では、そば粉をクレープにしたものがよく食べられています。

そのクレープで、やさいやキノコ、ハム、ベーコン、半熟の目玉焼きを包んだ「ガレット・コンプレット」は郷土料理としてポピュラーだそうです。いただいたガレットもとても美味しいもので、ちょっとした贅沢な気分でした。

 

そこまでは、よくある昼下がりのカフェでのできごと？！だったのですけど（笑）