As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

コーチング第2回

昨日はブログを書きそびれてしまいました。
昨日「コーチンセミナー」の第2回がありました。カゼのほうはなんとか復活しつつあったのでいくことができました。
今回のメインは「承認」でした。「承認」とは「相手の変化や成長に気づき、言語化して伝える」ということです。特に子育てにおいては、とかく子供のやったことの「結果」のみを見て「自分の価値判断」「評価」しがちであるので、「経過」に対して「言葉で伝える」ことが大切です、ということでした。
それらの話の中で印象に残ったのが「I message(私メッセージ)」と「You message(あなたメッセージ)」についてです。
You messageは日常よく使われている評価です。相手が何かしたこと、言ったことに対して「すごいねー」と客観的に評価する言葉で言うことです。この場合あまり「私はどう思う」という意味は含まれません。よくありますよね。「へえーすごいねー」「がんばったねー」「よかったねー」って言うこと。
でもこれって、あまり深い意味をこめずに言っていることも多くはないでしょうか?
褒めているつもりでも、ややもすると相手をバカにしたような雰囲気にとられかねないこともあります。

I messageは対照的に、「相手のしたことや言ったこと」に対して「あなたの○○な言動が私にこんな影響を与えました」と述べることです。これだと、どんなことでも伝えられるし、多少ネガティブな印象も伝えられます。例えば、Aさんが髪を切ったとして、それを見た「私」がYou messageで伝えるとすれば「へー、髪切ったんだー似合ってるねー」となるし、I messageでは「あなたが髪を切ったのを見て、私もそろそろ美容院に行かなくちゃ、あなたみたいな髪型も良いわね」となります。
I messageの方が相手の受け取り方がよくなりますよね?

この話を聞いたとき、私もハタと思い当たりました。友人同士でもいい、どんな関係でも「続けていきたい」と思う相手とはI messageでやりとりしているのではないか、と。なんか返信を返したくない気持ちになってしまうメールをもらった時って、You messageで書かれていたのではないか、と。
そして、これまで病院のお茶会などで患者さんどおしで話をする時、意識していたのがI messageで話す、ということではなかったのか、と。
これからも意識的にI messageを使えるようになりたい、特に家族の間では意識されなくなるけれど、大事なことなんだなあ、って目からうろこが落ちた瞬間でした。

今回のセミナーは2回完結なのでとりあえず終了です。でもこの秋、また新たなプログラムが行われるそうです。もうちょっとコーチングを通じて学んでみたいと思っています。