As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ドラマの感想 2011年夏クール

10月ももう半ばですので、私の独断と偏見で見ていた夏クールドラマの感想です。
ちなみに「渡る世間は鬼ばかり」については、最終回放送日に感想を書いていますので、今回は割愛します。
あと、先日娘が見ていた「マルモのおきて スペシャル」も割愛します(笑)

★チームバチスタ3 アリアドネの弾丸

グッチー先生と白鳥さんのコンビが、これで解散になってしまったらなんだか寂しいのですが…
第3作にして、グッチー先生が大きく成長したように感じられました

レギュラー陣も、シリーズごとに新しく出てくるキャラクターも存在感がありますが、今回はなんと言っても斑鳩さん役の高橋克典さんが突出していたように感じました。さすが特命係長(笑)
事件の方ですが、現実に起こったある冤罪事件を彷彿とさせつつ、連続殺人もあるわけですが、いろんな時間軸や要素が複雑に絡まりあっていて、ドラマの予習復習しないと糸が絡まったようになってしまいました。
でもテンポも良くて楽しかったですよ。

★それでも、生きていく

これはもう本当に重いテーマに正面から挑んでいったと思います。
主題となる少年による犯罪も、現実に起きた事件を思い起こさせます。
被害者家族と加害者家族が出会ってしまう…多少の現実からの乖離はあるのですが、それをあまり違和感として感じないくらいに、登場人物が役に入っていました。特に、15年前に娘を殺害された母を演じた大竹しのぶさんは、体当たりの演技だったと思います。
後半になって、絶望を感じる展開になりながら、最終回ではごく普通の笑顔も見えて、登場人物に希望が感じられました。ドラマなのだから、最後は笑顔でいいのかな。

大河ドラマ 江~姫たちの戦国

もはや芦田愛菜ちゃん頼み」と化してきた感がありますが…
ここまでかなりのんびりと進んできたら、ラストが見えてきたので急にピッチが上がりすぎてる感も否めず、といった感じです。
竹千代が生まれて、乳母のお福がやってきて、国松が生まれて…ときたら、なんだかやっぱりフジテレビのあの番組を思い起こさせる雰囲気が漂ってきました。
いや、大河ドラマなんですからもっと大河の空気でいきましょうよ、と思うのですが…
それから、やはり女性がメインのドラマのせいか、戦国時代とはいえ戦国らしからぬ空気もそのままです。秀忠も「向井理」であってなんだか秀忠になりきってないと言うか…そんな中でも着々と大狸ぶりの本領を発揮していく家康役の北大路欣也さんは、さすがに大河の風格があるなぁと思います。ソフトバンクの犬の声やってるなんて微塵も感じられません。
もはや「消化試合」な雰囲気で見ている大河ですが、上野樹里さんは回を重ねるごとに「出産シーンのいきみ方」が上手くなってきたのではないかと…そのシーンも国松以降の子ではカットされてましたけどね。
あと、江の2番目の夫秀勝を演じたEXILEAKIRAさんは、秀勝が戦死した後、劇団EXILE W-IMPACT「レッドクリフ」に出演、主役の周瑜を演じていたそうです。そして、そのお相手はリン・チーリン!
上野樹里さんより、コッチの方が良かったんじゃね?!と密かにおもうんですが(笑)