飛蚊症 その１

 

少々間があいてしまいました…

この一週間、ちょっといろいろありました。

まずは先週の木曜、文化の日に昨年に引き続いて「ブルーインパルス」の航空ショーを見に行ったのですが、曇り空が白かったせいなのか、空を見上げると目の前を泡のような糸くずのようなモノが妙にちらついて見えました。飛蚊症です。
だけど、もともと「白い壁なんかを見るとそんなモノが見える」現象は以前からあったので、あまり気を止めることはありませんでした。

そして翌日朝起きたら喉が痛くて風邪をひいてしまったのですが、熱がないからと予約していた「インフルエンザワクチン」を接種。そのせいなのかどうか知らないけど、夜になったら熱が出てきました。
そんなわけで、土曜日は終始休養を取り、翌日には復活したので、夜は夫が教え子の卒業生たちを連れてきて、焼き肉大会をしました。

そして月曜にバイトに向かったのですが、ＰＣを立ち上げていた時に、
私の視界の左端の方に何やら黒いモノがうごめいたかと思うと、目の前に
「黒いマーブル状のリボン」
が広がったのです。

振り払おうとしても何もありません。

だってそれは私の眼の中で起こった現象だったからです。

マーブル状のリボンが拡散したように消えると、目の前には黒いシミみたいなモノと小さな点が広がっていました。正確には、左目の時だけシミや点々が見えて、右目は普通に見えます。

「これはヤバい」と思いましたよ…

網膜剥離でも起きたのか？はたまた、ぶどう膜炎の再燃か…
乳がん、喘息に続く私の第３の持病、ぶどう膜炎はここ数年はずーっと落ち着いてますが、大学病院の眼科で半年に一度検診を受けています。前回６月に受けた時は何も異常なかったのですが…

鬱陶しさと格闘しながらＰＣ作業をして、お昼休みに事務所の近くにある眼科に行ってみると、緊急性はないけど、仕事が終わったらもう少し調べたいからまた来てください、とのこと。
午後にもう一度行くと、今度は散瞳処置をして眼底検査をしました。

いろいろなものが浮いているので、ぶどう膜炎の炎症が起こっているのでしょう。また、これはぶどう膜の近くの血管ですが、細い新生血管も見えて、それが破れているようです。マーブル状のリボンは血管が破れた時に流れた血液でしょう。新生血管があると、また出血を起こして炎症もひどくなりますから、早めに検診を受けている大学病院に行ってください。

そう言って横浜駅近くの眼科の先生は紹介状を書きました。
風邪をひいて免疫力が下がったから、ぶどう膜炎が再発したんですよ、と言うのですが…

ぶどう膜炎は、眼の中の炎症なので、侮れない病気です。
こんなに一気に飛蚊症だらけになって、

これからもっと目の前に黒いシミやら点が広がったらどうしよう、

いや、炎症が悪化したら視力がもっと下がって、視野が欠損するかもしれない…娘の顔をしっかり見ることができなくなったらどうしたらいいんだろう…

こういう時、ネットで際限なく検索してしまうのですが、

ぶどう膜炎によく似た症状で、腫瘍が隠されていることがある－

という文を見つけました。新生血管なんて、いかにも腫瘍と結びつきやすい…

ぶどう膜（脈絡膜）に腫瘍ができることがあります。

転移性の腫瘍では、女性では乳がんからの転移が多いです－
という文も見つけて、いろいろなことが手につかなくなっていました。

長くなったので、続く－