As You Like It     ~気が向くままに~

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ALWAYS 三丁目の夕日'64

この冬に見た映画もボチボチたまってきましたので、感想もそろそろあげていきます。
 
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昭和39年、日本中が高度経済成長と東京オリンピックに沸く中、東京・夕日町三丁目はいつものように住民たちが和気あいあいと暮らしていた。小説家の茶川(吉岡秀隆)は間もなく新しい家族を迎えようとしており、鈴木オートの則文(堤真一)も事業を軌道に乗せ、三丁目中が活気にあふれていた。しかし、そんな中転機を迎える人もいて……。
 『ALWAYS 三丁目の夕日』『ALWAYS 続・三丁目の夕日』に続く、昭和の東京を舞台にしたヒューマン・ドラマの第3弾。昭和39年の東京の一角で、東京オリンピックや新幹線開通に沸く住民たちの姿を映し出す。三丁目の住民たちをシリーズではおなじみの吉岡秀隆堤真一小雪などが演じ、森山未來大森南朋などの新キャストが集結。メガホンを取るのは、VFXの第一人者でもあり、本シリーズのほか『SPACE BATTLESHIP ヤマト』などを手掛ける山崎貴。最新のVFXで再現された懐かしい風景に加えて、心温まる人情や活気なども含めた昭和の空気を心ゆくまで堪能したい。
 
私は3Dでは見ませんでしたが、それでも十分雰囲気は伝わってくるかと思います。
ALWAYSシリーズは、第一作はDVDで見たのですが、第二作を見逃したままになっていて、今作を見る前にDVDを見ようとしたものの全て借りられていて・・・それで途中を飛ばしたまま見ることになったのですが、ついていけたので大丈夫でしたよ♪
 
見た目はちょっと情けない茶川さんの心の葛藤(今回は親父さんの死に小雪さんの出産に淳之介くんの旅立ちと彼の周りでは人生の転機がてんこ盛りでした)、一本木な鈴木オートの親父さん、ロクちゃんの恋などさまざまなドラマが東京オリンピックを背景に描かれていて、これぞ日本のホームドラマといった感じで安心して見られました。142分とかなり長丁場でしたが、あまり長さを感じなかったです。
戦後からようやく20年というこの時代、きっと映画に書かれているだけの「イケイケドンドン」ではなくて、それなりに闇もあったとは思うのですが、今の時代からみるとなんだかキラキラして見えるのですよね。
きっと今はいろんなところで行き詰まりというか閉塞感に満ちてしまっているので、一本の道が未来に向かっている高度成長期のこの時代に、単なるノスタルジーだけではなく、希望や活気があっていいなぁと思えるのではないかと感じます。