アーティスト
今年も明日からGWが始まりますね~
とはいっても9連休にはならないですが、心なしか気持ちはUPです。
とはいっても9連休にはならないですが、心なしか気持ちはUPです。
さて、GW前にずいぶん前にみた映画のレビューです。
私は、どうにもロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウのコンビの「シャーロック・ホームズ」とは相性が悪いらしく、今回のシャドウ ゲームも途中寝落ちしてしまいました・・・orz だって、話の展開が速すぎて、しかも推理じゃなくてアクション技の連続でなんだかついていけなくなっちゃったんだもの・・・(私の近くに座っていたオジサンは途中退出したっきり戻ってきませんでしたし)
というわけでシャーロック・ホームズは前座ね。
今回は4月上旬に見に行ったこの作品のことです。
今回は4月上旬に見に行ったこの作品のことです。
アーティスト 監督:ミシェル・アザナヴィシウス
1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していたジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作の舞台あいさつで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。その後オーディションを経て、ジョージの何げないアドバイスをきっかけにヒロインを務めるほどになったペピーは、トーキー映画のスターへと駆け上がる。一方ジョージは、かたくなにサイレントにこだわっていたが、自身の監督・主演作がヒットせず……。
サイレントからトーキーへと移り変わるころのハリウッドを舞台に、スター俳優の葛藤(かっとう)と愛を美しいモノクロ映像でつづるサイレント映画。フランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンを取り、ヨーロッパのみならずアメリカの映画賞をも席巻。芸術家(アーティスト)であることに誇りをもち、時代の変化の波に乗れずに凋落(ちょうらく)してしまうスターを演じるのは、『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のジャン・デュジャルダン。ほかに、ジョン・グッドマンなどのハリウッドの名脇役が出演。サイレントの傑作の数々へのオマージュが映画ファンの心をくすぐり、シンプルでロマンチックなラブストーリーも感動を誘う。
サイレントからトーキーへと移り変わるころのハリウッドを舞台に、スター俳優の葛藤(かっとう)と愛を美しいモノクロ映像でつづるサイレント映画。フランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンを取り、ヨーロッパのみならずアメリカの映画賞をも席巻。芸術家(アーティスト)であることに誇りをもち、時代の変化の波に乗れずに凋落(ちょうらく)してしまうスターを演じるのは、『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のジャン・デュジャルダン。ほかに、ジョン・グッドマンなどのハリウッドの名脇役が出演。サイレントの傑作の数々へのオマージュが映画ファンの心をくすぐり、シンプルでロマンチックなラブストーリーも感動を誘う。
シャーロック・ホームズで寝てしまった私が、サイレント映画を2時間近く見ていられるのだろうか?
という一抹の不安があったのですが、人生初のサイレント映画鑑賞、ぐいぐいと引き込まれているうちにエンドロールまでたどり着きました。
俳優さんのセリフを聞くことができないので、ストーリーはその表情と、音楽と、短い字幕で表されています。
(洋画の字幕のように、セリフが全て画面の下にあらわれるのではありません)
そんなこともあり、ストーリーはいたってシンプルなのですが、俳優さんの表情が字幕以上に豊かにセリフを語ってくれるような気がするのです。
そして、さすがは21世紀のサイレント映画、ただ昔どおりに作っているのではなく、ラストでビックリ&感動です。
伏線をめぐらした複雑なストーリーや、CGやVFX駆使、アクション連発、そして3Dといった現代の映画を見慣れていると、シンプルなストーリーと、「行間を読む」ような感じで映画を見ていく感覚が逆に新鮮で、人は表情でこんなに語ることができるのね~と思います。
それから、この映画に欠かせないのが、主人公のジョージの愛犬
ジャックラッセルテリアのアギーは、“犬”版アカデミー賞と言われる第1回ゴールデン・カラー賞(金の首輪賞)で、最優秀俳優犬賞を受賞しました。本当にその場の空気を分かっているのだろうと思われる、ジョージに寄り添う姿には、見ていてホントに癒されましたよ。